老人雑記

生活の中で気づいた浮世の事

   彼の顔を見ると呼吸が困難になる

2020-01-29 19:13:00 | シニア
   

河津桜が咲いた。他の桜に先がけて濃いピンクの花が咲く。仏生山公園の池のほとりに冷たい風をやりすごし、けなげに咲いている。

国会では「桜を見る会」で安倍さんが答弁に困り右往左往したりベソをかいた醜い顔をテレビ画面に晒している。嘘をつくから答えに窮するなだ。

私は数十年前「塩野七生の ローマ人の物語」を読んでいた。

その時期、お元気だった、中曽根康弘さんが、雑誌の対談で
「今は ローマ人の物語を読んでいます。昔の政治家、英雄が、どのような政治、戦争をして国を治めているのに興味、、、、」政治家から身を引いても。日本の国を憂い、未来の日本に希望を託していた姿が思い出される。

さて、さて安倍さんは権力闘争に勝ち、総裁の在位期間が云々と言われているが、中味が薄くても、、、、歴史家がどのように評価するのか知りたいものだ。

安倍さんには、中曽根さんに比べて、読書なるもの一番遠い存在だろうな~、彼のスキャンダルを議員の数で幾つ葬ってきただろう。民主主義は数だけれど、虚しいな~と考えるのは私だけではない思う。

      🌰    したたかと言われて久し栗をむく     中曽根康弘

この句は中曽根さんの句。
そして側近だった、藤波孝生さんの句。

      🌰    控え目に生くる幸せ根深汁     藤波孝生

政治家であり俳人であった、中曽根内閣を、今思い出すと、安倍内閣と比べると、何と大きな隔たりだ。

心臓病を抱えたシニア、老婆の私。安倍さんの顔が身体にもたらす影響が悪い。呼吸困難になる。早く総理の椅子をもっと清廉な人に譲ったら。。。
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   今だから言える

2020-01-27 11:04:33 | シニア
     
 (ハナちゃんが生きていた二年前の写真。ストーブの前で一日うとうと。)


新型肺炎コロナで世界が震撼をしている。
恐い。抵抗力の無い自分は一発で罹ると、あっちの世界行の乗り物に乗ってしまう。
ほんとうに恐い。


東北の震災からもう10年。
あの時の映像を観るたび心が凍ってしまう。

昨日も歌声喫茶に二か月ぶりで行った。
「あざみの歌」がかかった。
歌いながら涙があふれてきた。
この歌が一番に好きだと言う幼なじみがいた。
震災で家が壊れた。ご主人はその後にお亡くなりになった。
今、彼女は元気?らしいが独りで生きている。元気?はどこまで、不安の毎日だろう。彼女の事に思いを馳せると心は痛む。
どうすることできぬのが真実。

震災が起った二日後。

親しくしているお隣の家に、東京で住んでいる娘さん夫婦が来た。
ご主人はアメリカの人。誰もが名前を聞けば知っている、アメリカで一、二の大手ITの会社に勤めている。

アメリカの本社から「家族を伴っての帰国命令が出た」
田植、稲刈ごとに遊びに来ていたが、今度は日本で、いつ遊ぶにくることが出来るかも分らないからと、、、、両親の顔を見に来たらしい。

これを聞いた時、ニュースにならぬニュースが起ったと理解をした。国民は逃れる術はない。
東北の現場の映像、恐かった。自分が怖いのではない。為政者(あの時は民主党)が怖かった。

アメリカはやはり大きな国だ。トランプの政治は嫌いだけれど、自国民を守ることに躊躇はしない。
今回も一番に、武漢に住むアメリカ人にチャーター機を飛ばして国外脱出をはかると言った。
日本も遅ればせながら、そうするらしい。

そして、福島の原発事故もアメリカはそういう捉え方をしていたのだったのだと、、、、

(杞憂)だった。ががが、、、今も続いているし、正直、将来の展望も見えないのが原発の周辺地域だ。

     ☆     夢だけは壊せなかつた大震災    女川町の子供

早く、一日も一時間も一分もコロナ災害が去って欲しい。
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  河童の川流れ

2020-01-25 09:36:42 | シニア
     


      ⛄     枯蓮や金くぎ流の吟行帖


     

     
      ⛄      枯蓮田見へ隠れする瑠璃の鳥

栗林公園の鴨。どこで浮き寝を決め込んでいるのか?今年は少ない。いない。



テレビを観ていてアハハハハー
思ったのだな~。
記者に囲まれて「一億五千万です。違法ではありません」
誰か分らない?この有名人物。吐き気をもよおすこの顔。

川で溺れた河童が助けられた時のような、情けない表情。大きな目がこんな時、上目づかいの恨めしや、、、と気の毒を、とうりこしてたとしか言いようがない。
自分は美人だと鼻を上に向けて、今までは?今も自信満々かもな~歩いていたのに。

「河童が川で流れた後、陸でのこの顔」ア、アハハハー。
そんな意地悪な眼で鑑賞をしちゃった。
(ブスの私が言えるか!)

これでは良い俳句が詠めぬってか?まことに。

政治家に欠かせぬ、「責任感」 「倫理観」その前に、「正常な常識」
嵐がおさまるのを待つ夫婦の会話
「もうちょっと、我慢我慢、何を言われても、国会議員の椅子を放しちゃ駄目だ。頑張ろう」
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久しぶりの栗林公園

2020-01-24 20:26:41 | シニア


    (公園で一番早い梅だそうだ。数少ない茶店の横に)

 
まことに久ぶりの栗林公園。

今日は乳癌の検診で病院を訪れる。始めから、終われば公園へ、鴨と梅を観に行くのを楽しみにしていた。

     


その鴨が今年は少ない。

     

枯蓮の池でやっと2~3羽見つけた。

梅園はお客さまがちらほら。ここも未だ早いとみえ見物の人はいない。外国方のばかりだ。

外国のお客さまの写真を撮ってあげる。
どなた方も一人が撮り、一人がポーズを。
「写しましょうか?」と声をかけると、「お願いします」と、どなたもさっと二人でポーズをとる。
そんな方々を4組撮ってあげた。喜んでくれたようだった。

日本の楽しい思い出ができたでしょうか?



          俳句せんと誓ひしはこの白梅ぞ

          パスポート梅園膨らむ公園へ

           けふからは春のコートや飛行船
        
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   冬籠もり

2020-01-22 16:54:11 | シニア
      

割烹着が縫えた。
三越へ行けば家庭着の売り場でいくらでもある。
よく見る。デザインを、自分で縫う時の参考に。

生地を買って自分で縫うよりずっと安価だ。
見栄えも良い。がそうしないのが私のポリシー。

冬は気温が低い。当たり前だ。
毛と合成繊維の混合の暖かく、洗濯に耐えれる生地で縫った。
まこと暖かい。

     
    

2017年の1月25日の写真。
県立図書館の庭に行けば、このように馬酔木の花の莟みがあるはず。
最近は県立より私立に図書館をよく利用する。距離的に近いし、まあまあ本も沢山ある。
薬に頼っている身体。副作用で食欲がなかったり倦怠感があって毎日、毎日リズムが違う。
俳句ができぬが私には手芸という趣味と実益を兼ねた楽しみが、、、、、冬籠もりには最高だ!




         毛糸編む哲学者めく老母(はは)の顔

       毛糸編む老母の的ゑし人生訓

      四方山話亡きはらからのと冬籠

         大寒や四・五日聞かぬ遍路鈴

コメント (4)
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