老人雑記

生活の中で気づいた浮世の事

〆は.........

2015-12-31 19:26:10 | 俳句
 五月から ブログを始め、同時にしり取り俳句にも首を突っ込んだ。
紆余曲折があり、一年が終えようとしている。
身体は老いが進むが、入院をするようなことにはならなくて、夫婦ともお互いにに良かった。



今日のしりとり俳句の全ての投句。
さて来年は少し、休もうか?
足抜けしようかと、迷っている。

        

               
      
    🌸 去年今年小径に拾う言葉あり   樹里
           
      
           
    🌸 掌に大年といふ言葉あり    ぴのこ
           
      

            

    🌸 新年の山に登らん明日は晴れ    句念庵
           
      
          

    🌸 右詰めに鳩止まりをり大晦日    かげお
             
      
         

    🌸 結納の日取り決まりて大晦日    陶子
             
      
    🌸 少女らの腕立て伏せや冬の蝶    遊起
             
      
 
    🌸 雪だるま自分の星を見あげてる   ぴのこ
             
        

 昨日は鰤の養殖場へ鰤を買に行った。
そのことが、しりとり俳句に何句か、いかされた。

ハマチの養殖場はお正月用の寒鰤を、個人の客に特別に売っている。
養殖の生け簀の上には、おびただしい数の鴎や鳶が舞っている。

少し離れた場所では、何やら釣っているひとも多数いた。
山口県から釣りに来ていた人も。


さて、来年はブログ、少し休み、休み、スローでゆこうっと。
     
       
 


        
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今年の決算

2015-12-30 18:26:23 | 俳句


 少し、もっと、物忘れがひどくなっている。

結社の一月号が送られてきた。
本を開くとき、いつも胸がどきどきするから、期待と不安がまいなぜになっていて、心臓に悪いといつも思う。

二か月ほど前、同人に推挙します。 新春の句を一句、送って下さいと便りがあった。
同人になったからって、何も変わらない。
お断りしようかと、考えていた。
同人て何?。
今まで所属していた結社では、直ぐに同人になった。
偉くも、実力が優れていたのでもない。
掲載される欄が単に、前のほうのページか、後ろのほうであるかの違いであった。

今振りかえると、どの結社の先生からも、大事にされた。
すぐ傍に先生はいらしゃった。
車に乗せてもらって、吟行に連れて行ってもらったり、特別に数人を集められて、
定期句会を開いてくださった。

天邪鬼の私は、大切にしてくださることに疑問がわく。
重荷になってくる。変なの ( ;_; )/~~~

今回は、はるかに遠い雲の上の先生。
ある期間、頑張って勉強したから、そろそろ同人にと、事務局の方で決めたのだろう。
先生は、頭脳明晰だから、私の名前は、投句用紙を見れば、憶えておられるだろうけれど、
全く知らないであろう。
一度も句会には、出席をしたことがない。
田舎から、細々と投句をしているだけである。
何の貢献もしていない。が、、、誰よりも結社を拠り所に、俳句生活をおくっている。
有難いことだけれど、同人て何?と思ってしまうのだ。
夫に、同人になりたいと思ったときに同人にして下さいと頼んでも駄目。
せっかく、同人にしてくれるのだから、同人にしてもらいな、と諭された。

全国的に一番著名な先生だし、実力もある先生だと、ミーハーに選んだ結社であった。
忘れていた。
厳しい教えに、特に全没になった時の、気持ちが萎えてしまうのは、自分が一番良く解っている。

まこと天邪鬼だな~。



俳句のモデルになる 姫 は寝てばかり。
椅子の上には、電気毛布の一番緩いスイッチを入れて敷いてあげている。
「オカンニャー」「オニャーン」
「お母さん、素直になりニャアーン」と語りかけてくる。

そうだね 姫。



一月号には、諸先輩に並んで、私の一句が載っていた。

         享けたるは猫に破魔矢よ恙なし    葉

心機一転、来年からも勉強します。
先生、よろしくお導きくださいませ。         
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伊勢志摩サミットのロゴマーク

2015-12-30 00:25:34 | 俳句


今日の新聞の一面は、
「慰安婦解決日韓が合意」
の見出しと記事で占めている。
私の舌足らずの、コメントで、誤解を受けるような言葉が飛び出してはいけない。けれども思っていることは、言いたいことはたくさんある。

良かった。一番近いお隣の国とは仲良くしなければならない。

韓国へは、何度か行った。
郷愁を感じる、日本の古い農村に似た町があった。

ホテルの窓から見下ろす街の灯は一晩中、消えることがなかった。
道路は、車の列が続き、光の帯が幾重にも連なっていた。

良く働く。これでは、日本はいつか追い越されるのではないかと思った。
男女を問わず、一生懸命働いていた。

ただ、世界が注目をしていた問題。
後になって蒸し返しても、世界のマスコミが報じた記事が残っている限り、歴史の証明はできる。今回は。



二面の隅に、来年五月の主要国首脳会議
「伊勢志摩サミットロゴ決定」の記事が載っていた。
全国の小中高校と特別支援学校の児童、生徒の応募作品から選んだそうである。

桜や青い海をモチーフにした、大分県の高校生の作品が選らばれた。
サミット参加国数の七つの桜の花びらが日の丸を囲み、背景で伊勢志摩の海を表現している。

すんなりと、美しい作品が決まって 本当に良かった。

オリンピックの、競技場とエンブレムはえらく味噌を付けてしまい、後味が悪い。
今でも、大臣の更迭だけの責任しかとっていないが、もっと、もっと、責任を取るらなければならない人がいるのではないか。
頭を坊主にして、もっともらしく反省した風を装っている、口から出まかせ男なんか、一番に身をひかなければならないのに、、、

私にとっての一日は、歳晩の忙しさを除いては平凡に送ることができた。
平和な一日だった。

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鯉さん 冷たいね

2015-12-28 17:07:55 | 俳句


冬の栗林公園に行く。
今日は小春日和で、コートも要らないくらい、、、
さすが、菊掬亭の障子窓は開いていない。
菊掬亭の借景は紫雲山。
さすが大名庭園は四季折り折りいつ来ても素晴らしい。

瀑買のお客様は年末ということもあるのか、この田舎都市の庭には今日は見えなかった。
いつもは、沢山来ている。



鯉の写真を撮っていると、父と子の会話が聞こえた。
「パパ、鯉さんお水がつめたいよね」
「うん、寒いだろうね」
見ると
パパは、三十才を越えているのかな~。まだ若いパパ。
子供は四、五才か?
鯉にに餌をやりながら、話しているのだ。
「ほら、黒い鯉さんが強いね。みんな餌を横取りしてるよ」
「ほら、ほら、もっと遠くに投げてごらん」
「うん」

子供は餌を持って、鯉の群から、離れて泳いでいる鯉の方に走って行く。
人の影が見えるのか?気配を感じるのか、鯉の群は、子供が走って行った方へ移動する。

公園の鯉は、観光客が餌を買って与えるから、どの鯉も丸々と太っている。

寒鯉、冬の鯉と云う季語がある。
冬になると鯉は水底でじっとしている。この頃は滋養に富み、美味だといわれる。

      ☆   寒鯉の居るというなる水蒼し    前田普羅

      ☆   山動くかに寒鯉動きけり    藤崎久を

何のことはない。
この公園の鯉は、太って、動きはきびきびとしている。
季語の世界の鯉とは、かけ離れている、過保護の鯉なのである。
人間の気配がすると、池の縁に寄り集まってくる。

子供をおっかけて、鯉も池の中を移動する。
パパも子供を追駆けて行った。

暖かなパパと子供と鯉を見た。

       木の葉踏むドレドレドレド冬の森   む

       向き合ひて寝る紫雲山蓬莱山    む
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真央ちゃん よかった

2015-12-27 23:28:41 | 俳句


  真央ちゃん。
結果は世界選手権に出場がきまった。
良かった。
昨日の成績が6位と振るわなかったので、今日の演技に期待をしていた。
ジュニアの試合があったものがから、悪いけどあくびをしながら真央ちゃんの演技を待った。

最後から二番目の滑り。
期待をして、目を凝らして見る。
最初のジヤンプで転んだ。
ま、持ち直した。しかし
又も失敗。
もう見ていられない。
席を立って、テレビの前から離れる。
寝ている猫をおこして、抱きあげる。
猫は眠りを邪魔をされたものだから、
「ニヤオン」と怒ったように鳴く。
二階に上がり夫に
「真央ちゃん駄目みたい」と今滑っているけれど、胸が苦しくて見ていられないと告げる。
「一年間のブランクは大きいね」
真央ちゃんの、哀しい顔を見たくない。
ハラハラ、ドキドキして見るのが辛い。
昨日の成績から今日は巻き返して優勝して欲しいと期待をかけていた。
いつもシングルで失敗があっても、次の日のフリーで完璧な演技をして良い成績をおさめる。
今回も、それでやってのけて欲しいと思っていた。
最初の滑りを見ただけで、ああ、、、最後まで見ることができないと諦めてしまった。



若いスケーターには気の毒と思うし、大変に失礼だ。
皆さん、厳しい練習に耐えて、歯をくいしばって努力をしている。
だけれども、真央ちゃんの熱烈ファンとしては、貴女方には、華が少ないのです。
ジャンプも、失敗しないで、立派に跳んでみせます。  高さがないような、、、、。
身体が固く、しなやかさが足らないような、、、、。

等々、私がケチをつけているのは重々、承知しております。

きっと、日本中の大半の人はそんなところではないでしょうか?
体操のように、きちんと演技をこなし、その上にプラス何かが、スケートで舞うことには、求められているなではないかしら。

カラオケバトルなる、音楽番組があり、音程を狂わさないで、楽譜どおりに歌いそれに点数を付ける。
それで、高得点を取る勝負をする。
しかし、森進一、ほかにも歌手の人が自分のヒット曲を歌っても、どこか音程が外れている。
森進一の歌の味が、音程を狂わさずいくら素人が譜面どおりに歌っても、出せないのと同じく
真央ちゃんのスケエートのすべりにも、それが云えるのだ。

スケートの神様がいて、今日は真央ちゃんに舞い降りてきたそうな。
真央ちゃんの失敗が怖くて全部、見ることができなかった、気の弱い私。
勝負師にはなれない。
でもでも、真央ちゃんの演技は真央ちゃん曰く。
「今年、自分が一番納得できる滑りができました。」

ああ、本当に良かった。
真央ちゃん、世界選手権出場 おめでとう。!!
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