玄関の百日紅。 二三日、世話を怠ると、庭は草ぼうぼうになる。
前のマンションに救急車が来た。しばらくベランダから見ていた。我が家も何度かお世話になったと思いながら。
日曜日、出血が少し。そして泌尿器の方の調子がすこぶる悪い。病院に電話をかける。最近、開拓をした近所の病院。ここへ時間外で診察を受けるのは初めて。
午前9時から午後3時まで病院で費やすことに。尿検査。血液検査、CTとそれが終わると点滴の運び。それで6時間、冷房のきつい病院ですごした。
医師は三人と看護師が3~4人。日曜日の休日診察室はてんてこ舞の忙しさだ。
診察室の隅にベッドが五つ。そこで、点滴を受けること3~4時間。
> 救急車で、てんかんの発作をした青年が運ばれてくる。一番のベテランの医師がつっきりで診ている。 一時間くらいで話が通じたようだ。旅の途中だったらしく、今夜は病院で一夜をと。あての無い紹介状を書きますから、家に戻るとすぐ病院に行って下さいと言っている。
> 救急車で運ばれてきたお年寄りの男性。熱中症です。点滴を打って様子を見ましょう、、、と。 この老人「かあちゃんが待っているから、早く家に帰りたい」と、だだをこねる。看護師が、なだめながら、点滴の落ちるのを早くしましょうね~。嘘か真か、静かにさせた。
> 又、救急車で熱中症とおぼしき女性がきた。この人は私の横のベットで点滴を打つ。(カーテンでしきられている) 医師が血液検査の結果を説明している。熱中症ではなかったらしく、2~3種類の成分が著しく欠乏をしていると説明をしている。入院をして詳しい検査をしませんか?と言っているような?ある一種は血管注射をすれば良く効きますが、この注射は血管が、ぼろぼろになりますからと検査入院を勧めている。困ったもんだ。返事を渋っているようだ。
> 次の患者は、お腹をかかえて身体を海老のように曲げて痛みと闘っている様子。私と同じような年齢の女性だ。
> 付き添いの人と救急隊員で部屋はごったかえしている。私は点滴が三本。一本が終わっても、次のに替えることが出来ぬ忙しさ。
> 脚立から落ちて頭を打ったと私くらいの歳の男性。この暑い時に何をしていたのか?
点滴に飽きる。診察室の出来事、病院スタッフの一日はこのようなものかと、、、観察するも、自分が落ち着いた小康状態だこそ、予約票を貰って明日は泌尿科へ来てください、それで行ったのが昨日。
夫は蝉が蜂に刺されて、目の前に落ちたと話ながら迎えに来てくれた。
刺した蝉もろとも蜂の落ちにけり
去年は杖なしで来れたる志度詣
俳句をやっててよかった。ぼちぼちと俳句を考えていれば時間を過ぎる。