我が家の裏山にもう山桜が咲いたかと見に行った。
今日は春霞がかかって、小豆島もぼんやりとしている。
屋島に引っ越してから、一度もお星さまを見ていない。
ふと、床の中で思ったのが昨夜の事。
この景色の我が町。
犬を連れて坂を登りながら、夕焼けやお星さま、お月さまを見た頃が一番幸福な時だったのだろう。
屋島では、ベランダに出ても、散歩の途中に空を仰いでも星の欠けらさえ見えない。
山桜を撮ろうと外に出ると、隣の果樹園の白梅が見事に満開だ。
向こうに見える山の櫻はぼちぼちで後、三日もすればピンク色に山が染まるであろう。
まんさくの花はもう終わりかけ。
🐢 金縷梅はあたたかき名よめでたき名
足元には仏の座が。
愛する第二の故郷だ。
ナニャメが帰ろうとすると、階段まで送ってくれた。
このしっかりとした、この団地の大将然とした顔。
しかし、寂しそう。
「ニャー、、ニャアアーー帰ってしまうの。。」
と鳴く。
後ろ髪をひかれる思いで帰って来た。
「ごめんね、、また来るからね。」