老人雑記

生活の中で気づいた浮世の事

歩ける

2024-09-26 23:01:14 | 老人日記
 

今日で三日、散歩が続いた。

コトコトと走る琴電を横目に散策を楽しむ。

昨日は散歩中に、包丁が伐れなくなっていたのを思いだし、店に寄って選んでいるうちに時間が経ち、私がたおれたのではないかと心配をした夫が迎えに来た。       

今日も散歩をするのが楽しかった。

                

公園に咲いている木槿の花を見、それから本屋に行く。
本屋で本を選ぶ嬉しさ。
別に欲しい本があるのではないけれど手芸の本を買う。

       

長い間の家籠り。
何か月?
不定愁訴の溜まった鬱々とした生活をしていたのだろう。。。

腰が治り、足がスムースに、、、、、歩ける。動ける。
当たり前のことが出来なかった日々から解放をされての散歩だ。 

心が健康になるのは、先ず身体が普通に健康でなければと、遅まきながら気がつく。
この幸せが、少しでも長続きしますようにと願う、まさに今 (◎_◎;) 

     
     @     車椅子止め仰ぎゐる木槿かな


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生産性無し

2024-09-24 16:44:53 | 老人日記
     

一ケ月も以上になるだろうか。もっと、、
久しぶりに歩いて買い物に行った。

この体育館まで我が家から200メートルの距離。
腰は今日は痛くないけれど、買い物カートを引っ張ってちんたらちんたら、ゆっくりしか歩けぬ。

相引川を吹く風が気持ち良い。

黄花コスモスが土手に満開だと、4~5日前、夫が摘んできてくれた。
今日は一輪も無い。



    

ここ、屋島陸上競技場で、今週の土曜日から 令和6年の日本全国パラリンピックが開催されるそうだ。
大きい看板が。
歩いて初めて、このような大会が有る事を知る。
応援に来てあげなくては!

しかし、久ぶりの買い物。
疲れた。ほんとに疲れた。


最近の私は生産性の無い老人だ。
ちょっぴりもらう年金で生計をたてている。
年金が無ければに路頭に迷い一日も生きてゆけぬ。

こんな生活苦に追われる老年を過ごすとは想像をしなかった。

洋服だって、自分で縫う。デパートでスマートな手のこんだ既製品は欲しくても買えない。

旅にも出れぬ。(身体が悪いせいにできる。あきらめても、みじめでは無いが、、、)


           

社会参加もしない。
社会貢献も出来ない。
勿論ボランティア活動も。
反対に皆さんから親切にボランティアめいた事で道路を横断するする時も優しくされ、店舗のレジで時間がかかっても優しく見守られいる。

本音は哀しい。どうしてこんな身になってしまったの?て。。。。

老人の日に箱入りの梅干しを配ってくれた。
紀州産のりっぱな美味しい梅干し。
毎年、楽しみにしちゃってさ。。。。 (#^.^#)

政府に同情をする。
年金の受給者が多く、予算の大半、、、、ああ止めた。

口ばかり達者な生産性の無い老人。
政治も難しいと思いますね~!


      @    紀州産梅干し贈らる敬老日     







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携帯入れ

2024-09-22 15:49:20 | 老人日記
       

お腹の調子が悪い。
腰が痛い。

そんな身体の調子が悪くても何かしたい。

それが携帯電話を入れる袋を作ることになった。

        

猫ちゃんのアップリケ。
携帯を使う時首から吊っていれば便利。

外は久ぶりの雨。
涼しくしのぎよい。
能登では又も、災害が発生をしている。

高松は気候災害が少なく、今日も朝から降る雨のみだ。


     @    湯の町のけむり見つ高きに登る
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萩の寺    最明寺

2024-09-20 11:11:18 | 老人日記

市内から車で一時間あまり。
里山にある萩の寺と呼ばれる最明寺。
ここは、市内に比べると温度は2度くらい低いだろうか。

    @    萩の花咲きある小径萩寺へ


こんな事を思い出しながら歩いた。
昔、、、

私の古文の先生は、同じ名を持つ古刹の最明寺のご住職であった。

古文の時間。
(最明寺の住職ありけり、、、、)との文言が出て来くる。
この文章の辺りになると、生徒達はにやにやする。
お経で鍛えたお声は朗々としている。
まだお若かった先生は、頭は剃っておられ、最明寺の住職そのもの。

嘲笑をしているわけではない。
何となく生徒達は嬉しいのだった。

最終は、先生は竜谷大学の学長を務めあげて、美馬市にある「最明寺」のご住職になった。

そんなこんなを思いだしつつ、坂道を最明寺へ歩く。

      

門を潜る。
白い萩が群れ咲いている。

     @    風はらみ萩叢揺るる仁王門

      

紅い毛氈を敷いた床几が置かれている。
帽子を脱いで杖を立てかけて一服を。

      @    風運ぶあるやなしやの萩の香ぞ

どちらを向いても萩、萩。
萩の花に酔いそうな至福の時。

       

山の麓の萩の寺。

     @     誰が撞く夕べの鐘か萩の花       
             
                                          

                               
     
         @    萩垂れて小花こぼれる石畳

      

本堂で、おはぎをいただいた。
中にはあんこがぎっしりとつまり、二つも食べるとお腹パンパンにふくれた。

     @     厨口まで萩の波おしよせく

「ぼた餅は牡丹の花のさく頃、おはぎは萩の花の咲く頃。同じ中身でも季節で呼び方が変わるなんてのは、昔の人の風流には負けますよ」

     @     机に凭れ昨日見た萩思ふ
     
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お月さま

2024-09-18 09:49:11 | 老人日記
   
            

カーテン越しに月の光がベットに差し込んでくる。
午前一時頃。
中秋の名月だとしりながら布団の中。

          

ベッドから出てベランダに。
眼が悪いから、お月さまが四つに重なるように見える。

それでも美しいお月さまを堪能する。

桜を見れば、後何回、この美しい花を観ることができるかなぞと思う。
昨夜の月もそう同じことを思う。この名月を後何回観えるだろうなどと考えてしまう。


     🌕     月仰ぐ犬が遠吠してをりぬ

     🌝     波音や月を肴に酒を呑む
 
     🌛     寝転べば松風強き月見台







 





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