ネットの締め切り日。
山頭火の句碑がある向こうの家の事をふと思った。
きっと桜が満開だろう。
さぬき市には8基だったか９基だったか山頭火の句碑がある。
志度寺にも遍路道にも、、、、
道の駅にもある。
ここは我が家から歩いて２０分ほの場所にある句碑だ。
近所の方が周囲を掃除したり、お世話をしたりいつも美しく整備をしている。
午后からさっそく🐈ちゃんの様子見と桜を観に行ってきた。
🐢 黄沙降るうしろ姿の山頭火
🐢 よなぐもり記述なき山頭火日記
狭いベランダーにラベンダーの鉢を。
はなちゃんがいないと探すと、庭に植えていたラベンダーの繁みに隠れたり、鼻をくんくんとして匂を嗅いでいた。
しとねにしてラベンダーの上に寝っ転がっていた事も。
はなちゃんのお墓の周りにも植えている。
でも、身近でも楽しめるように、鉢に植えた。
付いたかな？大丈夫かな？育ってくれるかな～。
黄色のチュリップが咲いた。
パンジーが可愛い花を、、、
今年は外に出るのが億劫に。
桜も満開のようだけれど、観に行くのが何んとなく、、、
体力が減退をしている。
毎日、「うどん」 うどんばかり食べている。
つるつるとのど越しのよいうどんで満足。困ったことだ。
🐢 春愁やワクチン接種はねられる
🐢 たもとほるお手製なりぬ花衣
最近、香川県が日本一、、、
の話題が、、、、
大東建託なる住宅あっせん会社がアンケートをとった結果を発表したていた。
アンケートの結果
「コンパクトで災害の少ない香川県に住み続けたい」
との答えが多かったらしい。
先日、山の中腹にあるかってはNTTの保養所だった建物が喫茶店件趣味の洋服や小物雑貨を売る店になっている。
庭園の桜は八分咲き。
花鳥が飛び交っている。
窓辺に席をとり、我が家の方向を写真に撮った。
我が家の窓からも毎日ここをながめている。
そうか？ここが日本一のんびりと暮らせる中堅都市か？
刺激は少ないが老いた身には、スローなライフがのんびりとおくれる街かもな。
🐢 飴山忌三日違へて母の忌なる
🐢 花の山木のまがくれに消防車
松ぼっくりや、木の皮で作ったトトロの置物が森林公園の入り口でお出迎え。
満開の桜のトンネルの下を潜っていると、向こうで何やら人だかりがしている。
地づくと大きな白い犬を花見に来た人達が取り囲んでいる。
慎ちゃんロスのこの場所。
ああーここは慎ちゃんが癌に罹っているのも知らず歩いた場所。
まさきの籬が途切れた所で足を踏み外した、下へ落ちた。
それでも楽しそうにしている慎ちゃんが目が薄くなっていることに気付かなかった。
ちょうどその場所だ。
大きいワンちゃんは三才の小鉄君。
優しそうなお顔で私が背中に触れて、なでなでをすると静かにしている。
可愛い。
小鉄ちゃんてお名前、はたして怖そうだけれど優しい優しいワンちゃんだった。
お花見に来ている人々。
一刻コロナなぞ忘れて皆さん童心にかえっている。
花にはそんな力がある。
私なぞ、その最もたる一人で、楽しくワンちゃんに癒され花に癒されている。
🐢 桜見に来て生国の人に逢ふ
🐢 早咲の花ここここと径の先
🐢 トーテムポール花鳥我が物顔をして
気温は２２度まで上がった。
初夏といっても過言でない日和。
一気に桜が開いてしまった感。
薄墨桜が見たくて、ここ公渕森林公園へ通う事、今年で３回目。
桜以外の季節は思いついたら年に何度かは訪れるすばらしい場所なのだ。
とんぼが育つ池、色々の竹のある場所、池をめぐりながら藤の花、紫陽花、、、などなど、慎ちゃんの散歩には想い出がいっぱいの公園だ。
今年も又もや遅れをとった。
ちょうど来合わせた公園の職員に尋ねると、薄墨桜は染井吉野に比べると２週間は早く咲くと言う。
それでも梢の近くに残っていた花を仰いで、、、
少しほんの少しバラバラと残ってはいるけれど葉桜に近い。
なぜ？薄墨、ウスズミ うすずみと、こだわっているのか？
自分でも解らないが、以前に行ったことのある根尾の薄墨桜の記憶をも、一度
味わってみたい事があるのだろう。
周囲の山には残雪があり、風は未だはだをさす冷たさ。
そんな環境の中で添え木に支えられながら気丈に咲いている桜に失った、私の若さと元気な頃を想いを馳せる。
コロナをやり過ごして元気だったら来年こそ、満開の薄墨桜を見に行かなくては ！
🐢 シャトルとびこみ来たる花筵
