老人雑記

生活の中で気づいた浮世の事

ちわき様

2020-07-30 06:24:32 | さみしいシニア
お早う!でしょうか。

生活のリズムがおかしくなっていて、もう目が覚めました。
5時です。

蔓荊、(はまごう)  ご指摘ありがとうございました。
ブログを書き直すのが億劫で、こんなかたちで、ちわきさんにお礼を申したいと思います。

可愛い花だったので、連れ合いが、一枝手折って帰り、一輪挿にさしています。

余りにも、簡単に 「夏の浜辺で咲く紫色の小さい花」で調べると、この花があったので、ブログに書いてしまいました。

私は初めて見る花で嬉しくて、心は小躍りをしていました。

「講談社版 日本大歳時記(カラー図説)」を遅ればせながら、今開いています。
野薊、浜牛蒡、、で、ちわきさんの、ご指摘の例句は載っています。
(この歳時記 写真入りだけれど重くて持てない昭和の物です)

まったく!  「蔓荊」ではありません。

失敗をやらかしました。
今までにも、こんな失敗を重ねているのでしょうが、(知らぬが仏)で厚顔ぶりを曝してきていると思うと、恥ずかしいです。

「角川の大歳時記」の中から探して、書かせてもらった臼田亜郎氏の句。
この浜牛蒡、野薊、眉はき、、、、を見ながら、かの有名な芭蕉さんの句を思いながら、安易に書きました。(つい 5~6時間前)
角川版は手ごろな電子辞書。便利になりました。今はこればかりを愛用をしています。
植物図鑑も時々めくりますが、むようの長物扱いで必要な時はどこに置いたか探さなければありません。

マンションは狭いから、夫が夫の部屋に、自分用の本棚がありますが、私は今のところ、本棚もありません。
手芸の部屋の片隅に本を積んでいたり、リビングの花台の下が、そうだったり、もう一度心を入れ替えなくてはね~。

便利な電子辞書一個で用を済ませている昨今、俳句は辞めようと思いつつ、今日に至っています。

    
      

浜の傍の公民館の蘇鉄。珍しく橙色の花?

歳時記の例句はあてになりません。
季語を調べるには良いけれど、最近、私が指摘をされた「只事俳句」の例句が多いと気づきました。

ちわきさんの傍にいて俳句を教えてもらったら、もっともっと勉強ができるのに。

今までも、コロナ的生活だったけれど、それに拍車がかかっています。
連れ合いが見かねてドライブに、、、そして猫ちゃんの所と言えばなにを置いても腰を上げるので、、、、
コロナに罹りたくない。心臓も落ち着いていてくれと、心療内科で相談するのが一番のような生き様です。

私が詠んだ蔓荊の句は野薊でもとおる、季語が動いて動いて、、、
歳時記の例句も、そんな句が多いですね。

救急車が屋島の山頂の方を目指して行きました。
この地も山懐に拓けていった新興住宅地みたいのもあります。
意識ばかり高い住人が不便をこらえて住んでいます。志度もそうでした。

意地悪婆さんの繰り言です。

有難うございました。
いつもページを開いてくださっていること、感謝をしています。

(コメントでは、感謝の気持ちが伝わらないと思い長々と、、、、本当に有難ございました)

コメント (2)
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  浜牛蒡

2020-07-29 21:44:45 | シニア
      

パソコンで調べると簡単に見つかった。
「浜牛蒡」と歳時記にも、載っている花だった。
海岸に咲くこの花、詳しくブログに書いている人もいる。知っている人に愛されている可愛いい花だったのだ。

もう一つ 浜ごぼうで、薊に似た紅い棘の花もある。 「浜薊。」
薊も好きな花だ。
しかし一昨日、見た花はこの小さい紫の小花を付けた 浜牛蒡の方だ。

キク科アザミ属の多年草の総称、で日本には60種類もあるとか。

歳時記には、紅い棘のある方の薊を詠った句ばかりだ。

     ★    薊咲き下田通ひの船がゆく    臼田亜郎


     

防波堤に舫っている舟。
釣り人もいる、さびれた海岸と言えば語弊がある。
でもこの浜辺、雰囲気が好きだ。


      ⛵     浜牛蒡真白い砂のさらさらと

      ⛵     浜牛蒡朽ちるにまかせ捨て小舟

      ⛵     遠泳や漢シルエットとなれり
     
     

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   どこにもある 浜辺

2020-07-27 17:59:50 | シニア



猫ちゃんに逢って癒されて帰る途中、連休の四日間はじっとおとなしくしていたから、海辺をドライブする。

我が家は国立公園、屋島の麓にある。
山頂もそう、麓にある うどん家 も常に県外のナンバーの車で賑わっている。
特に今回の休みは、江ノ島や箱根ほどでもない(足元に及ばない)が、私の散歩道辺りは列をなしている。
エゴのかたまりだけれど、いやなんだ。コロナ菌を持って来られると!
それで、外出を特にひかえていた。
香川の観光地の№3~4だ。

向こうに見える島は、、小豆島にハンセンの島の大島か。


     

弓なりになった浜辺を歩く。
慎ちゃんがここへ来ると、一目散にかけて海に飛び込んだ浜だ。
海から上がると、砂の上でころころと転がる。
身体中、砂もぶれになり、持っていたバスタオルでは追いつかない。

楽しい可笑しかった記憶がよみがえる。


     


大きな城塞のような建物は
石の彫家「流 政之氏」のアトリエだ。
彼はすでに93歳で亡くなっている。
西洋建築風の流氏のアトリエ。
少し離れて「イサム・ノグチ氏」の昔の庄屋さんの古民家を移築した日本風のアトリエ。
二人の巨匠は意識をしあったアトリエかしらね~?

お二人とも、庵治石の産出される庵治半島を仕事場にした。

きっと、この四連休にも世界中から二人のファンが多く、アトリエを訪ねて来たに違いない。

浜辺が紫色の花で染まっている。
いつの間に?  初めて見る花だ。
慎ちゃんを連れて来ていた時はこんな花はなかった。

     
       


浜辺を覆うように咲く花。丈は高いので50センチくらいだ。横に横に広ごっている。


     

砂浜の一角、防波堤の下に固まって咲いている。
「あなたのお名前何てんの?」
答えは、かえってこない。
ゆっくりと、調べなくちゃ、、、と思っている。
遠い海の向こうから、種が運ばれてきた?
あの「椰子の実」の歌のように、、、? 

突然、12時を告げる音楽が、耳のそばで鳴りだした。
なんと「エーデルワイス」の歌。
田舎の鄙びた本当に鄙びた海辺の海岸通りで「エーデルワイス」
ギャップがすごい。何か町と関連をしているの?
バイオリンニストの川合郁子さんが近くの生まれだけれど?
そんな一時をすごして、海辺のドライブを終えた。


     🌊    夏の浜夢さそふ名も知らぬ花

     🌊    亡き犬が遠泳しをり白昼夢
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   ベランダの 野ぼたん

2020-07-26 11:58:57 | シニア
    
       
 
今朝は、野牡丹の花が、満開だ。
濃い紫色で、梅雨空へむけて元気いっぱいに咲いている。
狭いベランダでいつもいつも良く咲いてくれて感謝をする。貴重だ。
 
 
    
 
 
欠かせない朝夕の水やり。
この花は乾燥に弱いようだ。
向こうの家では二階のベランダで咲いていた。
ハナちゃんが、この花の横でコロンコロンと日向ぼこをやっていた記憶が鮮明だ。
 
だから、ハナちゃんの想いでを重ね合わせても、この鉢植えの野ぼたんは枯らせない。 大切な花なのだ。
 
 
     ☆     ベランダに鉢を並べて菊根分   虚子
 
虚子さん。どこかのお家のベランダで見た?
だって、虚子さんでしょう。ベランダでね~。
 
 

     ☆    野牡丹の一日の命けさあえか     富安風生

     ☆    野牡丹の花知らぬまに散つてゐし   飴山實 
 
     ☆    野牡丹は一日の花秋立てり    角川源義
 
野牡丹の句。
良い句ばかり。野牡丹の性質をよくとらえている。
まこと気が付けば咲、気き付けば散っている花なのだ。
 
     ★     気づけば咲き気づけば散りぬ野牡丹よ
 
     ★     野牡丹に梅雨の開けたるニュースかな
 
 
 
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藍染で ますく作り

2020-07-25 13:19:59 | 手芸の好きなシニア
        

昨日は夫のポシェトを縫う。

今日は頼まれて 夏のマスクを縫う。
手芸づいている昨日今日だ。

希望があって、お世話になっている方に贈るマスクだから
藍染で作ってと。。。。

藍染は殺菌作用がある。
よくご存じ。
ご夫婦のを二枚作って下さい。

喜んで作ります。
先だって友人にマスクを送った。
その中にも、藍染のマスクを入れていた。

今回作ったマスクは

私が染めた布。
藍染の教室へ通いかけた時、夫が転勤に。
それで藍染教室は中断をしてしまった、懐かしい私の一作目の藍染だ。

染むらがあったり。それも懐かしい。
暑いさ中、藍染の工房に生徒が押しかけて、取り組んだ思い出がある。

マスクを作りながら、故郷を捨てて、海と山のある街に終の棲家を構えた。
ちょっと馬鹿な、はちゃかめちゃかな人生の終末期だ。
後悔をしたり、今の生活をエンジョイして満足感しきり。

まあな~。

    🏇    夾竹桃影無き花よ風も無し

    🐎    観覧車の扉が開かぬ昼寝覚め

    🐖    夏痩せにあらぬ痩せぶり髪洗ふ

    🐷    炎日に藍染干してはまた洗ふ

    🐓    藍どころ米どころ出水禍のありし

    🐄    要塞のやう藍屋敷青田波


阿波の藍を思い出しながら、、、、只事俳句を。
考えないよりましか



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