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老人雑記

生活の中で気づいた浮世の事

何が哀しいって??

2022-01-23 17:58:38 | カラ元気のシニア
                       


洋服地をたくさん集めて?
何でこんなにあるのだろう。

生地の断捨離だ。
コールテンの生地でもんぺを縫おうと思った。
今までのように型紙を置いて、、裁つ。
一度も失敗などしたことが無いのに、今日は失敗をしてしまった。
生地の容量はたくさんにあるのに、、、
置き方が悪かったのか?
前は取れたが後ろが置き方の失敗で取れない。
もんぺにならない。

ああああああ、頭のののの、、、

哀しい。
高級な生地でなかったから諦めもつくけれど、どうしてこうなるの。😢。


白木蓮の芽立ち。
自然は春になる仕度。
私の頭は日に日に、壊れてゆく。

今日のしりとり俳句

春を待つから「春」をもらって
     🛫     春隣お多福豆をオムレツに

眠る石から「石」をいただき
     🐣     笹鳴や石佛拍子とりをりぬ


       




    
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冬の法然寺

2022-01-21 19:02:35 | カラ元気のシニア

二~三日、家に籠っていたから今日は法然寺へ散策に。

    

       


メタセコイアの並木の冬枯れ。
古刹とメタセコイアの取り合わせの妙。
寒々とした冬の景だが、旅に来た心地がする。

     

隣接する仏生山公園の散策。

鴨が丘に上がって、餌をついばんでいる。
何?があるの?
お尻を振る姿が可愛い。





早梅が咲いていた。
今年は初めての梅だ。
風に乗ってくる香に誘われて大きな池を巡って行く。
池には鴨、時おり走る車の向こうに法然寺。

我が家から遠いけれど、法然寺と仏生山公園で癒された一日だった。

今日のしり取りから

 寒稽古から
        ⛄    真っ白の胴着眩しき寒稽古

 足したる から 「足」をいただき
        👣    あらはなる寝釈迦の足や寒に入る

 声から
        🐥    金色の風鐸鴨の声に呼応


しりとり俳句の皆さんお世話になっています。
楽しい生きがいを見つけました。

今日の散策、いつか詠めるだろう。

       ⛄     法の池水鳥の声ひもすがら

なあんて~。
 
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たのしい

2022-01-20 20:48:40 | カラ元気のシニア
    

二日かけて仕上げたチュニック。
着物地のリメイクは飽きた。
新しい布を買った。
黒い薄手のウール。

ドルマンスリーブで着心地抜群。


最近は結社をやめたから、俳句も詠まない。

句会があった時は、席題が出た。
その訓練で、しりとり俳句に参加をさせてもらった。

その必要もなくなったが、頭の体操まで遠ざけてしまってはと、しりとり俳句に楽しく参加をしている。

今日の句は

炉話の「炉」をいただき
     🐟    笹子鳴く炉の上は木賊干場かな


日にち薬の「薬」をいただき
     💊    煎じ薬煮詰まる氷柱解ける音



     



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旅がしたい

2022-01-16 17:44:52 | カラ元気のシニア
   


こんな星空が見える所へ旅がしたい。

最近のニュースで、硬貨を使用するのに手数料が必要だと。
郵政はもう明日からだと言う。
何んという、無機質で営業成績ばかり追求をする世の中になったのだろう。

ささやかな市井の庶民である自分は、500円硬貨があると貯金箱に入れていた。
その硬貨がいくらあるか、昨日調べた。

夫婦が二泊旅行に行ける程度に貯まっていた。

そこで、この冬の空の星が瞬いている温泉宿の写真が浮かんだのだ。



     

ウール混じりの端切れを集めた、ベストが仕上がった。
去年はこの生地で割烹着を3枚縫った。
暖かく、汚れると洗濯ができる生地。この余りを集めるとベストが1枚作れた。

     

おたっしゃクラブでセーターの上に着る。
身体の線を隠す重宝な2枚目だ。

お裁縫は俳句と違い、技術の未熟による上手下手は素人の目にも判る。
俳句のように複数の選者による時の選の違いや、作品の評価が大いに分かれる事も無い。
だから楽しい。
自分で自分を褒めて殺して喜んでいる。


       🐩    上に向く犬の尻尾や春きざす

     



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悔やむこと

2022-01-15 23:58:02 | カラ元気のシニア



後ろに見える島は鬼ヶ島。
港にある彫刻。
良質の庵治石の産地であるから、街の至る場所でこんな彫刻がある。

サンポートの遊歩道をたもとほる楽しみ。



最近になって悔やむ事。

老に対する備えを怠っていたとつくづく考える。

おたっしゃクラブで隣にいた人。
体操の靴を左右、反対にはいていた。

気が付いて、小さい声で靴、くつ、、と言ってあげた。
指導者について体を動かしてはいるけれど、もし足の置き具合で転びでもしたら困るではないか。

その人々に劣らぬ私の運動神経。脳トレ体操。

押して図るべきは私もこの仲間に違いないと認識した。

もっと、もっとこのような身体の状態になる前に、老とはこのように寂しく哀しい姿になるとの想像が欠けていた。

老いは仕方がない。
しかし自分の中ではいつか老いると楽観的に思いすぎていたのではないかとの反省。
だから何かをしておれば、、、そんな反省じゃない。
何かが欠落していた、生きざまを嘆いているのが悔しいのだ。

いきなり、ベッドの中で気が付けば冷たくなっていた。
その想像しかやっていなかった。
それに至る自由のきかぬ身、痛みを伴なう療養があることを、念頭に置いていなかった。

左の肩が痛い。右足の膝が痛い。膀胱炎で医院に通う。
等々、まだ介護こそ受けていないが、ガラス窓に映った歩く姿を見て、この腰の曲がった生気の無い老人は私と思うと泣きたくなる。


趣味はなにですか?
と聞かれたら。
>炬燵を守る
>テレビを観る
こんなの趣味じゃない。
答えが無い。

しかしそんな欝々とした毎日だが、お裁縫だけは日に数時間、楽しむ。

     


     🏹     番台に忘れ手袋ひーふーみー

     👼     春の雪怠り悔やむ老仕度




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