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何やってんだ!
正直、この歳晩の忙しい時に、、、、
猫とふくら雀のブローチを作り、間でマスクを縫って。
ミシンを置いた机の前に座り、音楽を聴きながら、世間の喧騒にかかわらずに過ごす貴重な時間は至福だ。
コロナは怖いけれど、昔から籠もりの生活は私にとっては当たり前。
今さらと、、、
このブローチを誰にもらってもらおうか?
そんな事を思いながらせっせと作り置きためている。
愚痴になるが、二日、続けて病院へ。
どちらも往復、40分くらい。
それが、疲れて歩くのもやっとの感じだ。
最初の日は着ているコートが重いと感じた。
次の日は軽いコートで行った。
コートのせいでも無いようだ。
足が重い、膝が痛い、息切れこそしないが、気力体力が全くない。
家に籠って手芸をしているのが、もっぱらの楽しみなのだ。
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昨夜この本「悪医」を読む。
読み始めたら止まらない。
湯冷めをしないように、日づけが変わるまで一気に読んだ。
悪医、、と題名を見ると、悪徳の医者の話みたいである。
初めての作家の本である。
読み始めて、これはこれはと、後ろのページの作者の略歴を見る。
医師で作家だ。
癌に罹った52才患者の目で、癌を執刀した外科医の言葉に悪意を感じたことから、物語りが続く。
患者と医師の立場での思いが綴られている。
双方とも癌の治療方法に悩み、終末の命に向き合う姿が胸に沁みる。
言葉の重み、命に対峙する真摯な言葉が随所に書かれている。
自分の生き方とこれまでの病歴に想いを馳せた。
そんな貴重な時間も昨夜は、、、
お月さまの綺麗だったこと。
ベッドに入り、カーテンの隙間から漏れる青い光。
窓辺に立つと、何んと空の低いところにお月さまが!
今年一番の美しい月であった。
句は浮かばない。
詠もうとも思わない。
困ったちゃんで~す。