大阪水曜ほっと集談会一世です。
出勤前にこのブログを書いています。
今日は端午の節句ですね。
2年前に男の子の孫に病気と災厄を除ける兜飾りを買いました。
上杉謙信が好きなので、謙信兜です。
豆知識ですが五月は昔から毒月と呼ばれ病気になりやすい時期と言われています。
新入生や新入社員の五月病は昔から知られていますね。
ヨモギ餅など薬草を食べるのもこのためです。
さて、落ち込みがきつい時は一ヶ月、一週間単位で物事を考えないようにしていました。
とにかく今日一日、または半日単位です。
ある集談会での出来事です。
職場の人間関係が辛くかなり落ち込んでおられる様子の自己紹介をされた現役世代の方が有りました。
それに対して森田療法では、○○○○で○○○○ですと先輩会員からのアドバイス。
正直心に響いていない印象でした。
心が容量を超え悩みで満たされている時、どんなアドバイスも受け入れる余裕がありません。
そんな時は、根本的な解決にならなくても、とにかく辛い思いを吐き出していただき心の毒を除けるだけでも良いのではないでしょうか。
体の免疫を無視した抗生物質などの即効性がある薬も良いのですが、薬草のように、じんわりと効く薬も必要です。
西洋の精神療法が主流ですが、東洋的な精神療法に魅かれる一世です。
結論を出すこと、解決することに私たちは、急ぎすぎているのではないでしょうか。
2021年5月5日 一世