大阪水曜ほっと集談会一世です。
以前集談会の自己紹介で、私たちはピリオドを打つのが下手という話を聴いたことがあります。
執着性からなのか常に、しかしとか、でもという言い訳が付いてくるのです。
そのことにより、人間関係に軋轢が生じやすい。
さて私の娘が5歳の頃のことです。
犬も食わない夫婦喧嘩をした私に娘が「ごめんなさいと言いなさい」と言いました。
娘なりに解決方法を私に教えてくれていたのですね。
しかし当時の私は娘の言葉が受け入れられず、ごめんなさいと言わなかったのです。
心はどうであれ、ごめんなさい言うことも、時には大切な事ですね。
今から思えば、本当に宝物のような言葉です。
5歳の娘に、20年前に戻って謝りたいです。
森田先生は、神経質は優れた素質であるが、同時にヒネクレた面があると言われています。
私などは、その典型です。
その場で、謝っていれば済むことなのに、意地を張って自分の考えを押し通すのです。
結果人間関係がこじれ、職場に行くのが嫌になる。
些細な事から、休職や退職に追い込まれる事もあるでしょう。
尤も、これは許しがたいパワーハラスメントで苦しんでいる方もあるので、一概には言えませんが。
私たちは、控えめなようで、我が強い!
心あたりはありませんか?
相反するようですが森田先生は、このようにも言われています。
勢いよく喧嘩したこともますます良いことである。
それはこの経験から懲りて将来もっと良い友人を失うようなことがなくなるからです。
瞬間湯沸かし器の私ですが人間が丸くなったと言うより、最近は怒るパワーが無くなっただけの情けない親父です。
2021・5・12一世