「大阪水曜ほっと集談会」公式ブログ

1月15日(水)14時~・1月21日(火)20時~(ZOOM)にてリモート集談会&新年会を開催します

集談会は、一人一人が指導者

2021年05月11日 12時47分46秒 | コラム 

大阪水曜ほっと集談会一世です。

賢者は歴史から、愚者は経験から学ぶと言いますね。

さて、私が最近職場でも、親子関係でも気を付けていることがあります。

① 経験値をできるだけ、表に出さない。

経験が若い人とのコミニュケーションを妨げるのです。

恥ずかしながら以前職場でこのような事がありました。

私が経験から良かれと思って言ったことが、小さなトラブルになりました。

進言したことは、間違いではないのですが担当している若い社員には伝わらず、かえって混乱を招いてお客様に対してパニックになったのです。

私も若い頃はそうでしたが、野球に例えますと球種がストレートしかないので、いきなりカーブを投げろと言われても、混乱するだけです。

いわゆる、臨機応変にできないのです。

正解は、後で本人が落ち着いた余裕のあるときに、私はこう思うというべきでした。

子供も同じですね。

転ばぬ先の杖になりがちですが、転ばないとわからないこともあります。

その痛みから得るものもあります。

今はできるだけ、良い悪いより全体としてその場に調和しているかどうかで、判断するようにしています。

そういいながらも、蛇足が多い一世です。

② 歴史は、人類の知恵の宝庫

古い大河ドラマが、好きな私ですが、昨日も再度真田丸を観ていました。

現在のサラリーマン社会に通じることが多く面白いです。

いにしえの武将もまた、孫子の兵法などから学んでいるのですね。

※孫子 中国古代の軍事思想家

③ 集談会は、一人一人が指導者

これは生活の発見会の元顧問、河野 基樹先生の遺された言葉です。

集談会では、森田療法の理論学習だけではなくて、勘違いされている人があればと思って申し上げますが、自己紹介の中から勉強されることが非常に多いですね。

それは、いつも感じます。

他の人の自己紹介をしっかりきいてください。

自己紹介の順番が来るまでは、他の人の言葉は、耳に入らないでしょうけれど、自分の番が終わりましたら、先輩や仲間のことばのなかから学んでいただきたいと思います。

「1997年発見誌号外、生きるとはどいうことか考えてみましょうより」

本当に先生がおっしゃる様に自己紹介から学ぶことが多いです。

日常の小さな体験、特に失敗談など大歓迎です。


2021・5・11 一世

 

 


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