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大阪水曜ほっと集談会一世です。
中学生の女の子の自殺ほう助の記事に心が痛い私です。
改めてSNSの便利さと危うさを感じています。
私も10代で発見会に入会しましたが、これがもしSNSでの奇妙なマッチングやカルトであったなら、今頃どうなっていたのかと思うとぞっとしています。
かねてより私は、育児放棄や貧困により居場所をなくした子供たちへの子ども食堂の活動に関心がありました。
12月からその活動に参加するつもりです。
まずは、温かい食事そして安全な場所を提供する。
そして行政やNPOとの開かれた情報共有、出来れば森田療法を活かしたサポートなどを模索しています。
正義感やボランティア精神などとは程遠く、かつて仕事ばかりで企業の利益追求に加担して、育児に真剣に向き合ってこなかった負い目が理由です。
先日NHKの番組で、適応障害やパニック、鬱など様々な心の病に苦しんだ若者が、その思いを自作の歌や絵画などアートとして個展やコンサートを通じて表現している様子を報じていました。
これをリカバリーストーリーと呼ぶそうです。
すばらしい試みだと思います。
また、10代から20代の若い女性の心の叫びを受け止めるNPO法人BONDプロジェクトについても紹介されていました。
行政への連絡先も併記されており連携も感じました。
生活の発見会だけが、メンタルヘルスのNPOではない。
最近発見誌でも、HSPのことが取り上げられたり変化は感じますが、まだまだ我が道を行く感が否めません。
私が関心があるのは、その人が立ち直った成功体験ではない。
本当に苦しいときに何を考え、森田をどう自分に内包し深めたのかというプロセスである。
若者に寄り添うのであれば、成功体験や過剰な経験やスキルを出来るだけ排除して、10代の不安定なさなぎのような自分に戻りたい。
若者とは、若者という別の人種ではない。
それはかつての私自身であり、あなたではないか?
還暦になっても克服など出来ていない混沌とした私の中のインナーチャイルドを通して会話をしたい。
季節性プチ鬱の反動から、つらつらと思いを書き過ぎた一世です。
2022.10.18 一世