花ごよみ

小さな田舎町ですがいろんな野生植物が春~秋にかけて咲きます。順次紹介したいと思います。   

八月下旬~九月初旬の花。

2013-09-29 07:58:53 | 日記



              ツルニガクサ(シソ科)「和名、蔓苦草」
本州、四国、九州の山野の水辺に生える多年草。茎は高さ20~80cm。夏、上部の葉のわきから長さ2~8cmの総状花序をだす。花冠は淡紅色で長さ8~10mm。




              ミミカキグサ(タヌキモ科)「徳島県絶滅危惧2類」
[和名はその形から耳掻草という] 湿地に生える多年生の小さな食虫植物。夏から秋にかけて花茎を直立し、上部に総状花序をつけ黄色の花を開く、花茎は高さ7~15cm、花柄は2~3mm、花冠は上下にさけた仮面状で径約4mm。




               スブタ(トチカガミ科)
[徳島県絶滅危惧1類、 環境庁絶滅危惧2類。]
溝、水田など浅水の底に生える1年草で茎はなく、葉は密生し無柄、皮針状。8~10月頃、葉腋から数cmの花柄をだし、先端に長さ2,5~4,5cmの円筒形の筒鞘を1個つけ、中から1個の白い花が伸びだす。日本では本州以南にある。名古屋地方では女子の乱れた頭髪を「すぶた髪」というが、和名はこれに因む。




               ミヤマウズラ(ラン科)「和名、深山鶉」
北は北海道の中部から南九州(屋久島)まで分布している低山の林下に普通に見られる地生ラン。花期は8月上旬~9月上旬。茎は地をはい、長さ20cm内外。花は白色で微紅色をおびて半開し、長さ1cm。






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