花ごよみ

小さな田舎町ですがいろんな野生植物が春~秋にかけて咲きます。順次紹介したいと思います。   

イヨトンボ

2013-10-12 08:47:51 | 日記


           イヨトンボ(ラン科)伊豫蜻蛉
徳島県絶滅危惧「絶滅」
環境庁絶滅危惧「ⅠA類」
高さ10~20cm、暖地の原野の湿地生の草中に生じ、地中に線状楕円体の塊茎がある。花は3~9個、花径3~7mm、株により大小の差がある。県内で僅か数本残っている花株を撮影。年々減少している貴重な花である。



























  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ツチトリモチ

2013-10-11 08:46:24 | 日記



          ツチトリモチ(ツチトリモチ科)[土鳥黐] 「別名、ヤマデラボウズ」
徳島県絶滅危惧Ⅱ類
日本の暖かい地方の樹の下にはえる多年生寄生草本。花茎は直立し、高さ7~10cmぐらい。本州から九州、奄美大島に分布する。ハイノキなどの根につき、植物体から「とりもち」が取れるのでこの名がある。ツチトリモチ科は、世界には15属100余種を産し、日本には1属2種を産す。











  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

秋の草花Ⅱ。

2013-10-10 09:50:09 | 日記



         タカネハンショウヅル(キンポウゲ科)[半鐘蔓]
別名ツリガネカヅラ。葉束の間から長さ10~12cmの長柄を1~3個出し、先端に紅紫色の鐘形の花を下向きに付ける。本州、四国、九州の山地にはえる。








 

        ツルニンジン(キキョウ科)[蔓人参]
北海道から九州までの林内にはえる多年草。花冠は長さ3cm内外、浅く5裂し、裂片はとがって反巻、外面は白緑色、内面には紫褐色の斑点がある。











  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

秋の草花

2013-10-09 08:33:11 | 日記



         ジャコウソウ(シソ科)麝香草
山地の湿ったところにはえる。茎は高さ50~100cm。葉は対生し、日本の特産種である。




         キバナアキギリ(シソ科)黄花秋桐
高さ20~40cmになり茎や葉に毛がある。茎の頂に花穂を出し、大きな唇形花を開く。花冠は黄色で長さ2.5~3.5cm。




         キケンショウマ 「オオバショウマ」(キンポウゲ科)
山地の樹の下や渓側等の陰地に生える、高さ30~60cm。日本名「鬼瞼升麻」「大葉升麻」



         アケボノソウ(リンドウ科)曙草
北海道から九州に分布し、山野の水辺にはえる2年草。茎は直立して枝を分かち高さ60~90cm。




         テイショウソウ(キク科)
本州(千葉県以西近畿南部)、四国(徳島県)の太平洋寄りの暖帯林の下に生える多年草。
日本名の意味はよくわからない。




         オタカラコウ(キク科)雄タカラ香
本州、四国、九州の深山の湿り気の多い場所に生える多年草。茎は高さ1m内外。頭花は径4~5cm。8個内外の舌状がある。花冠は長さ6~10mm。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

トリカブト

2013-10-06 19:15:05 | 日記





      トリカブト(シコクブシ)「別名、カブトギク、カブトバナ」
古くから観賞用植物として栽培されている「キンポウゲ科」の多年生有毒植物。茎は直立して高さ1m位、葉は互生で有柄。葉質は厚く緑色で光沢がある。秋、枝の先や上方の葉腋に円錐花序をつけ深紫色の大形で美しい花を開く。日本名の鳥兜は花の形が舞楽の時に使う伶人の冠に似ているから。
























シロバナ









  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする