花ごよみ

小さな田舎町ですがいろんな野生植物が春~秋にかけて咲きます。順次紹介したいと思います。   

ウエマツソウ

2015-08-11 07:46:58 | 日記
ウエマツソウ(植松草) ホンゴウソウ科
絶滅危惧 徳島県「Ⅰ類」環境庁「Ⅱ類

林の下の枯れ葉の間にはえる多年草。
腐生植物で暗紅紫色を帯びる。
茎は直立して高さ5~10㎝、小さな鱗片がある。
茎の上部に3~8個の花序をつけ、上部は雄花、下部は雌花である。
花被片は線状皮針形で長さ約3㎜。



















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ヒナノキンチャク

2015-08-09 09:31:40 | 日記
ヒナノキンチャク【雛巾着】 ヒメハギ科
絶滅危惧 徳島県「Ⅰ類」環境庁「ⅠB類」

山麓の原野の草地にはえる小さな1年草。
高さ4~15㎝、葉は長さ1~3㎝の卵円形~だ円形。
茎頂および枝先に長さ6~8㎝の総状花序をつくり、長さ約2㎜の小さな淡紫色花を密につける。














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アオフタバラン

2015-08-07 08:21:08 | 日記
アオフタバラン(青双葉蘭】 ラン科
絶滅危惧 徳島県「Ⅰ類」

花序の下方に花をつけない。花は紫色の色素を持つことなく、唇弁を上向きにして咲くのが特徴。
日本の特産で、おもにクリ帯のスギ林を好み、小群落を作る。
表日本を青森から九州中部の山地までに分布。屋久島の1300mの地帯にもある。














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ナツエビネ

2015-08-05 08:08:04 | 日記
ナツエビネ【夏海老根】 ラン科
絶滅危惧 徳島県「Ⅰ類」 環境庁「Ⅱ類」

花色はほとんど白から深い桃紫色まで変異がある。
開花は7月中旬から8月下旬にわたる。
3~4㎝程立ち上がった花芽の株がほとんど、この株だけが早咲きで自慢げに咲いていた。



















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マヤラン

2015-08-03 08:29:50 | 日記
マヤラン【麻耶蘭】 ラン科
絶滅危惧 徳島県カテゴリ-「Ⅰ類」 環境庁カテゴリ-「ⅠB類」

房総半島から西方へ九州までの間の、常緑林や古い2次林の腐植土の多い林床にはえる無葉多年生の腐生のラン。
花茎はやせて細く、平滑で、下半分には数個の鞘状の鱗片葉がつき、頂に2~6のまばらな総状花序をつける。
花期は6月下旬から8月中旬。
和名の麻耶蘭は、神戸市の背山である麻耶山で発見されたことによる。



































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