Dr. 鼻メガネの 「健康で行こう!」

ダンディー爺さんを目指して 日々を生き抜く
ダンジーブログ

意志

2008-11-30 | 想い・雑感
ケーブルテレビで
Dr.Houseというアメリカの番組を一話見た
その中で
医師は血流途絶によって壊死した下腿の組織を除去しなければ命に関わるというのだが
患者本人はあくまで切除を拒む
ただ痛みのために強い睡眠剤でしばらく眠らせてもらうことを希望する
その眠っている間に患者の妻が命には代えられないと
切除の承諾をして 手術が行われる

おそらく切除しなければ死という結末であったと私も思ったが
実際の医療現場でもし同様のことが行われ
本人が訴えを起こせば(無論死ねば訴えられないのだが・・・)
本人の勝訴となるであろう

なにせ本人が意志を伝えられない状況ではなく
本人の意志はあくまで手術拒否
妻が承諾したのは薬で眠っていた間
なんてことは許されないだろう

ただ手術をせずに患者が死亡した場合
妻が訴訟を起こせばどうなるのだろうか

現在本人の意志が最優先と考えて医療にあたっているが
命に関わる場合も本人の意志を最優先するということが
法的にも根拠のある対応の仕方なのだろうか