二酸化炭素排出 ゼロ

バイオ燃料は
もともと取り込んだ二酸化炭素を
燃焼とともに元の大気に戻すだけだから
二酸化炭素排出量を０と考えるのだってさ

何かそんな気もするね

化石燃料と呼ばれるものが
本当に太古の植物由来ならば
長いスパンで見れば
もともと地球上にあった二酸化炭素が
化石燃料の燃焼とともに元に戻すだけだよね

じゃあ
地球にしてみれば
化石燃料だって
二酸化炭素の排出０と思うかもしれないね

何かそんな気もするね

理解者

ＡはＢのよき理解者だった
という表現を時に見かける

何を
どの程度理解できたら
良き　理解者なのか
私にはよくわからない

あんなに身近にいてくれた
両親のことすら
何も知らず
　何ら理解できていなかった
としか思えない私に

良く　
　深く
　　理解できる人なんて
出会うことができるかなぁ

どんなに親しくなっても
　その人の
ほんのごくわずかな部分しか
見ることができないような気がするなぁ

過ぎゆく

とけいをみつめる

チッ　チッ　チッ　…

1秒　2秒　と過ぎていく

1分が過ぎる
　60秒が行ってしまう

1時間が過ぎる
　60分がもどらない

1日が過ぎる
　24時間はすでに過去

1年が過ぎる
　365日は夢でしか会えない

こんなことで
イライラしたり
怒ったりする暇はないだろう

時は掌から　抜け落ちる

症状が良くなっても

風邪を引いたときには
症状がなくなっていけば
治っていっている　ということになります　が

がんの場合は
そうともいえないところがあります

胃癌の場合
癌自体の痛みが出るのはよほど進行した場合で
癌に併存する潰瘍による痛みを自覚する場合が多いようです

胃癌が見つかれば
その症状を取ってあげるために
胃潰瘍の薬が処方されることも多く
すると薬を飲んでいるうちに
症状がぐっと良くなります

内科から紹介されてきたＫさん
診察室に来られるとすぐに
「手術を先に延ばせないだろうか？」
とおっしゃる
「もう　良くなった」
ともおっしゃる

でも状況をゆっくり説明しているうちに
「わかった。手術受ける。」
ということに

決して無理に押さえつけてまで手術はしないこと

逃げ出したくなったら
一言声をかけて逃げ出してほしいこと

逃げ出した場合は
逃げっぱなしにならずに
必ず顔を出していただくこと

というようなことを
お話して
入院予約へ娘さんと言っていただいた


だれだって
手術はいやですものね

しないで済むなら
したくないという気持ちよくわかります
しかし治療のタイミングを逃して後悔することは
なるべく避けたいですね