Dr. 鼻メガネの 「健康で行こう!」

ダンディー爺さんを目指して 日々を生き抜く
ダンジーブログ

腹腔鏡下手術

2013-03-29 | 想い・雑感
機械の進歩と
技術の進歩
腹腔鏡下でのお腹の中の見え方の理解そ促進
などがあいまって
鏡視下手術は患者さんにとって侵襲が少なくなるだけでなく
術者にとっても多少はストレスの少ない手術方法となってきました

私が主に担当している
胃癌の手術にしても
マイナーチェンジを加えながらも
安定した術式となり
胃癌手術症例の7割くらいは腹腔鏡下に行うようになりました
これは多少平均より多いかもしれません

ただしリンパ節転移が多いようなものや
周りの臓器にまで癌が広がっているようなものは
対象となりません

より少ない体への負担で
治療を進めることができる条件は
やはり少しでも早い時期に癌を見つけてもらうことですね

早めの緩和

2013-03-29 | 想い・雑感
緩和ケアというと
いよいよ生命の灯火が消えかけたように見える
癌末期の方に行うものというイメージがまだ残っているが

診断がついた時から
患者さんには
精神的苦痛も含め様々な不快な症状があるはずで
そのような症状の緩和に務めるという意味で
治療開始時期から緩和医療の実行が必要と言われている

診断時からの緩和ケアを実行することにより
患者の生活の質が向上しただけでなく
延命効果もみられたという論文もある

緩和ケアを行うからといって
がん治療を諦めたことにはならず
並行して行うことができる

また良い状態を保って余命を伸ばすという意味で
緩和ケア自体がりっぱながん治療になっているとも言える