最後が近づくと息苦しさを訴える方がおられる
息が吸えない
酸素が入ってこない
胸がくるしい
などという訴えがでてくる
呼吸(外呼吸)は
酸素を取り入れる
換気により二酸化炭素を体外に出す
血液のpHを保つ
などの働きがあり
それらの機能が落ちてくると肺障害とか呼吸不全とかいう状態になる
ここで大切なのは
患者さんに呼吸困難感があるからといって必ずしも呼吸障害があるわけではないということ
つまり呼吸困難というのはあくまでご本人の自覚に基づくものであるということ
だからもし体に十分酸素が取り入れられていても
また二酸化炭素がきちっと体外に排出されていても
患者さんが苦しいといえばそれは呼吸困難ありなのである
苦しいと言っているのに
データが正常だからそんなはずはない
などと言ってはいけない
呼吸困難が出現したら
その原因を取り除いたり軽減することが出来る場合もあるが
それができないことも多い
そんな時少量のモルヒネが著効することがある
モルヒネを使うのは痛みに対してだけではないのである
考えられることをいろいろやって
少しでも苦痛を少なくすることを常に目指す
ということが緩和ケアで大切なこととなる
息が吸えない
酸素が入ってこない
胸がくるしい
などという訴えがでてくる
呼吸(外呼吸)は
酸素を取り入れる
換気により二酸化炭素を体外に出す
血液のpHを保つ
などの働きがあり
それらの機能が落ちてくると肺障害とか呼吸不全とかいう状態になる
ここで大切なのは
患者さんに呼吸困難感があるからといって必ずしも呼吸障害があるわけではないということ
つまり呼吸困難というのはあくまでご本人の自覚に基づくものであるということ
だからもし体に十分酸素が取り入れられていても
また二酸化炭素がきちっと体外に排出されていても
患者さんが苦しいといえばそれは呼吸困難ありなのである
苦しいと言っているのに
データが正常だからそんなはずはない
などと言ってはいけない
呼吸困難が出現したら
その原因を取り除いたり軽減することが出来る場合もあるが
それができないことも多い
そんな時少量のモルヒネが著効することがある
モルヒネを使うのは痛みに対してだけではないのである
考えられることをいろいろやって
少しでも苦痛を少なくすることを常に目指す
ということが緩和ケアで大切なこととなる