相川沿いに植えられている桜の花が散り、若葉が出始める頃の
毎年GW期間中となっている5月2日から4日にかけて
「垂井曳山まつり」が開催されていますので、昨年とは違い
今年は試楽の日に行われます、宵山の奉納子供歌舞伎を観たいと思い
好天に恵まれた2日の午後4時過ぎに、垂井町を訪れて
曳山を探しながら町中を散策し、夕方には曳山3両が
垂井町の氏神様であります八重垣神社の境内に集まり
曳山に提灯を付けロウソクの火を灯して、子供歌舞伎の奉納芸が
奉納されますので、それを観る為に八重垣神社の境内を訪れましたが
既に多くの人達が訪れて、境内は大変込み合っていましたので
当日持参していた踏み台の上に乗リ、奉納芸を最後まで観て帰って来ました
「垂井曳山まつり」の起源は、南北朝時代の文和2(1353)年に
北朝の後光厳天皇が京から難を逃れて垂井の長者を頼って来られた時
京の祇園社の牛頭天王を勧請し、天皇の安泰祈祷を行ったのと合わせて
里人が花車3両を造って曳き廻し、お慰めしたのが始まりと言われ
その後江戸時代になって舞台を造り、五穀豊穣の年には豊年祭として曳き回し
子供による能狂言が演じられるようになり、その後も次第に演劇化していって
山を改造して芸術性を高め、精巧優美な漆塗りの蒔絵や名工の彫刻・飾り金具等
美術工芸の粋を集めた、さながら「動く陽明門」とも云える絢爛豪華な山となり
子供歌舞伎も演じられ、昭和36年に県の重要有形民俗文化財に指定されています
車偏に山と書きますが、爺やのPCにはこの変換文字が無くて「山」と書きましたのでご了承願います。・・・・
「垂井曳山まつり」・試楽の様子をデジブックで纏めてみました。
お目に留まり、ご高覧頂ければ嬉しいです。
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