日本列島を朝から非常に強い南風が吹き荒れ、大荒れの天気となり
中国大陸からは黄砂が飛んできて、辺り一面がまるで靄がかかったように
薄黄色くなり見通しが悪く、荒れたお彼岸の中日となってしまった
お彼岸の中日に行われる氏神様の祭礼に
太鼓踊りが奉納されると聞いていたので
天候が悪く中止されるかも知れないと思ったが
曇り空の中、電車とコミュニティバスを乗り継いで観に行ってきた
現地に着いた時には、小雨が降り出して来たが、太鼓踊りは予定通り
氏神様の境内で賑やかに行われ、集落の人達が沢山集まってきた
太鼓踊りは鎌倉踊りとも云われ
由来は不明であるが、一説に依れば
鎌倉時代に源氏の戦勝を祝って踊った事が、始まりだとも云われており
現在では、豊作のお礼、豊作祈願や無病息災を願う伝統芸能として
1月、3月、8月等、年数回、この太鼓踊りが踊られていると云う
細長くきった色紙を棒の先に束ねた「ボンデン」と云う
幣束を持った踊り手が列の先頭、踊りの中心に位置し
胸に太鼓を括り付け、花笠をかぶった8人の踊り手が
鉦、笛のお囃子に合わせて太鼓をたたきながら踊る
この「太鼓踊り」は、県の重要無形民族文化財に指定されている
太鼓踊りの様子を期間限定のデジブックで作成しましたので
画面を大きくして、お早めにご覧下さい(4月21日削除予定)
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