
一斉に咲き誇り、桜の花が咲く様子を遠くから見るとまるで霞がかかった様に
見えるところから、いつしか「霞間ヶ渓(かまがたに)」と呼ばれる様に成り
現在では地元を始め県内外でも有数の桜の名所として知られ、「日本さくら名所100選」や
「飛騨・美濃さくら33選」に選ばれている桜の名所と成っていますので
晴れの天候に恵まれた4月7日の午前中に現地を訪れ、桜の花を堪能した後に
半日蔭と成った散策路脇の山の斜面に、「サクラソウ」が群生しているのに偶然気が付き・・・

先週末に再び現地を訪れると、予想通りに「サクラソウ」の綺麗な花が沢山咲いていました
江戸時代から栽培されていたと云われ、歴史の長い植物の「サクラソウ」は
四国や沖縄地方を除く日本の各地や、朝鮮半島から中国東北部地方に分布する
サクラソウ科サクラソウ(プリムラ)属の多年草で、川岸や木の疎らに生えた草原等に自生し
早春の頃に芽吹いて地際から5枚~6枚の葉を出し、この葉は長さ10cm位で
フチには緩いギザギザがあって、4月~5月に株の中心から花茎を伸ばして
数輪の花を付け、花は付け根が筒状で先端が開いて5片に裂けていて
野生種では花径が約2cm位で、色は桜色や白色等が有りますが
現在では白、赤、ピンク、紫、複数色や八重咲き等凡そ300品種が存在し
名前の由来は「桜」によく似た花を咲かせる草から、「サクラソウ」に成ったと云われています
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