花咲爺やの気まぐれ通信

日々の出来事等を き・ま・ぐ・れ・に発信

もじゃもじゃした薄赤色の花が・・・

2012年05月22日 | 季節の花

楮の雌花 1


「ミツマタ」や「ガンビ」と同じ様に、古くから和紙の原料として知られている「コウゾ」は
クワ科コウゾ属の落葉低木で山野に自生し、この木の樹皮の繊維は太くて長く
光沢が有って強靭で粘りが強く、もんでも丈夫なので
現在でも障子紙や傘紙、版画用紙、本、提灯紙等の
生活用具として使われる和紙の、主要原料として用いられている

楮の雌花 2


「コウゾ」は春の季節になると、葉と同時に開花し
枝の下部の葉の付け根に雄花を、上部の葉の付け根に雌花を付けると云われ
先日訪れた林縁で、爺やは偶然この「コウゾ」の雌花が人知れずに
ひっそりと咲いているのに気が付き、初めてこの花を観る事が出来た

楮の雌花 3


「コウゾ」の雌花は、薄緑色をした直径5ミリメートル程の丸い球の表面に
薄赤色をした細い毛の様な物が、もじゃもじゃと付いていて
花とは思えない様な、とてもユニークな形をしており
花後には、木イチゴに似た果実を付けると云われ
どんな果実が付くのか、こちらも実物を見てみたいと思っている

楮の雌花 4



コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 思わない場所で金環日食が・・・ | トップ | 木が雪で覆われた様な・・・ »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

季節の花」カテゴリの最新記事