
木曽三川に囲まれた固有の自然環境や古くからの歴史文化が、色濃く残る水郷地域に在って
緑があふれる園内では、四季折々の花等多彩な表情を楽しむ事が出来ますので
爺やは年に数回この公園を訪れていますが、この施設内に有ります風車前の池に
珍しい「オニバス」の花が、今年は沢山咲いているとの情報を得ましたので
晴れの天候に恵まれた昨日の午前中にこの公園を訪れ、オニバスの池へ着くと
池には誰一人として人が全く居なくて、ひっそりとしていましたので
もしかして花が咲いていないのかと思いましたが、よく見ると池の真ん中辺りに
「オニバス」の花が沢山咲いているのを見つけほっとして、池の周りを一回りして
珍しい「オニバス」の花を30分程かけて写してから、公園を後にして帰って来ました
「オニバス」は、大きな葉が水面に浮かぶスイレン科の1年草で有り
植物全体に大きなトゲが生えているので、「鬼」の名が付けられており
特に葉の表裏に生えるトゲは硬くて鋭いと云われ、日本に自生する1年草としては
最も巨大なもので有り、夏頃に成ると巨大な円形の葉を水面に広げて
葉の直径は1mから2mを超える事も有り、花は紫色で8月から10月頃に咲きますが
最近では宅地化や工場の建設等によって、ため池等が水田と共に減少した為に
この「オニバス」は絶滅の危険が増大している種として、環境省からは
レッドデータブックで、「絶滅危惧2.類」に指定されていますので
最近では「オニバス」を見る機会が、段々と少なく成って来ています
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます