秋風に運ばれて来ましたので、今年も「金木犀」の花が咲き始めたのだと思い
庭先に植えて在ります2本の「金木犀」の所へ行くと、どちらの木にも小さな花が
びっしりと咲いていて、「金木犀」の木から庭一面に芳い香りが漂っていました
「金木犀」は、中国原産・モクセイ科・モクセイ属の常緑性の小高木樹で
江戸時代に日本に伝わって来たと云われ、元々は「ギンモクセイ」の変種で
本来は雌雄異株なのですが、渡来した際には雄株だけだった為に
日本に在る「金木犀」には、雄株なので実(種)が付かなくて
大きい樹木で10m位迄育ち、日本では観賞用として公園や庭先等で
よく栽培されていて、その年の気候にもよりますが基本的には
9月中旬〜10月下旬にかけて、花径が1cmにも満たない程小さくて
強い芳香の有るオレンジ色をした花を、分岐した枝に密に咲かせて
芳香が遠く迄風に依って運ばれて来ますので、特に夜間等の辺りが暗く成ると
「金木犀」の存在が分から無くても、芳香を感じる事が出来て
「金木犀」の木が、辺りに植栽されている事が分かりますし
また、「金木犀」の開花期間は短くて1週間程と云われていますので
来週の中頃迄は、「金木犀」の芳香を楽しむ事が出来そうです
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