天候に恵まれました3月下旬に、国営木曽三川公園の
ひとつであります河川環境楽園を訪れて
何か花でも咲いていないかと、辺りを見ながら
園内を散策していたら、下流ゾーンの池の淵で
紫色の花が沢山咲いているのに気が付き
近寄ってみると、アブラナ科の越年草である
「オオアラセイトウ(大紫羅欄花)」の花でした
「オオアラセイトウ」は、江戸時代に渡来し
昭和10年代に栽培が盛んになった外来種で
現在は日本の各地で、日当たりのよい
林縁の草地や路傍の草地等で半野生化し
早春から春の頃に成ると、30~50cm程の
茎頂に総状花序を付けて、花を咲かせ
その花は径3cm位の大きさで、赤紫色をした
4弁花(十字花)の形をしています
また、「オオアラセイトウ」は多くの和名が有って
どれが本当の名前かと思われる不思議な草花で
「オオアラセイトウ」と「ショカツサイ」が
よく使われる名前ですが、他にも赤紫色の花を咲かせるので
「ムラサキハナナ(紫花菜)」や、葉姿が「ダイコン」に似ているので
・・・画像のアニメは、「Giam」を使って作成しました。(画像12枚)・・・
アブラナ科に同名の植物が有るので、最近はこの名前で呼ばれる事は少なくなり
「ショカッサイ(諸葛菜)」は、中国・三国時代の優れた軍師であった諸葛孔明が軍隊の食糧補給の為に
この植物を利用したと伝えられる事から、名前が付けられたと云われています
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