このツツジはツツジ科ツツジ属の落葉性小高木で、花が筒状に咲く事から
名前が付けられたと云われ、赤や白、ピンク色等の花が春になると次々に咲き
万葉集にも詠まれている程の古くから栽培されて、日本で最も親しまれている
花木の1つで、特に江戸時代の寛文~元禄年間にかけては盛んに栽培が行われ
多くの園芸品種が生み出されたと伝えられ、例年にはGWの頃に見頃を迎えて
赤やピンク、白色等の綺麗な花が群生する様子は、春の青空と美しいコントラストを
生み出してくれて、春の公園や自宅庭等を華やかに彩ってくれますが
今年は桜の開花が早かった様に、自宅のツツジも今見頃を迎えています
ツツジとサツキは、その花の姿が似ている事からよく混同してしまいますが
そもそもサツキはツツジと同属の「サツキツツジ」の事を指していて
園芸に於いて「サツキ」と短く呼ぶ事から、区別される様に成ったと云われ
サツキは山奥の岩肌に自生して5~6月頃に花が咲き、花や葉がツツジに比べて小さいのが特長で
一方でツツジは4~5月に花が一気に咲き、そしてオシベの数の本数も其々異なり
ツツジは5〜10本で、サツキは5本のものが多いと云われています
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