今頃の時期に成ると、「桑の実」が
黒く色付いて食べ頃を迎えていても
今では、桑の実を食べる人は
殆んど居なく成ってしまい
「桑の実」が黒く色づいて
美味しそうになって来ると
何処からともなくヒヨドリ等の
鳥達がやって来て、美味しそうに
食べている姿を見る事が有りますが
天候に恵まれました6月中旬の或る日に
国営・木曽三川公園のひとつであります
河川環境楽園を訪れて、園内を
散策していた時に、散策路脇で
「桑の実」の様な、粒粒が集まり
・・・画像のアニメは、「Giam」をっ使って作成しました。(画像6枚)・・・
名札を探して見ると、「楮(コウゾ)」と書いてありました
「楮」は低山の林縁等に生育していますクワ科の落葉低木で
樹皮の繊維が強靱な為に、古い時代には衣服や綱等の材料にされていたと
「古事記」や「日本書紀」、「万葉集」等に、その様な記述が有ると云われ
現在では障子紙や表具洋紙、美術紙、奉書紙等の紙の原料として
「楮」の樹皮が、最も多く使用されていると云われています
そして「桑」の実は黒く熟しますが、「楮」の実はオレンジ色に熟し
色だけでは美味しそうに見えますが、少し甘味が感じられるものの
花柱が残っている為にざらつきが有って、余り美味しくなくて
「桑」の実の様な、果樹としての価値はないと云われています
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