~ 恩師の御講演「ブッダのことば」より ~
第四 八つの詩句の章
10、死ぬよりも前に
848、「どのように見、どのような戒律をたもつ人が『安らかであるか』と
言われるのか?
ゴータマ(ブッダ)よ。
おたずねしますが、その最上の人のことをわたくしに説いてください。」
849、師は答えた、「死ぬよりも前に、妄執を離れ、過去にこだわることなく、
現在においてもくよくよと思いめぐらすことがないならば、
かれは(未来に関しても)特に思いわずらうことがない。
850、かの聖者は、怒らず、おののかず、誇らず、
あとで後悔するような悪い行いをなさず、
よく思慮して語り、そわそわすることなく、ことばを慎む。
~ 感謝・合掌 ~