~ 恩師の御講演「ブッダのことば」より ~
第四 八つの詩句の章
七、ティッサ・メッテイヤ
820、独りでいる修行をまもっていたときには
一般に賢者と認められていた人でも、
もしも婬欲の交わりに耽ったならば、愚者のように悩む。
821、聖者はこの世で前後にこの災いのあることを知り、
独りでいる修業を堅くまもれ。
婬欲の交わりに耽ってはならない。
822、(俗事から)離れて独り居ることを学べ。
これは諸々の聖者にとって最上のことがらである。
(しかし)これだけで『自分が最上の者だ』と考えてはならない。
―――かれは安らぎに近づいているのだが。
823、聖者は諸々の欲望を顧みることなく、
それを離れて修業し、激流を渡りおわっているので、
諸々の要望に束縛されている人々はかれを羨むのである。」―――
~ 感謝・合掌 ~