浄心庵・長尾弘先生「垂訓」

八正道と作善止悪

「ブッダのことば」より。

2017-04-13 00:22:41 | 浄心庵 長尾弘先生垂訓

        ~ 恩師の御講演「ブッダのことば」より ~

    
               第四 八つの詩句の章 

               七、ティッサ・メッテイヤ

820、独りでいる修行をまもっていたときには
       一般に賢者と認められていた人でも、
       もしも婬欲の交わりに耽ったならば、愚者のように悩む。

821、聖者はこの世で前後にこの災いのあることを知り、
       独りでいる修業を堅くまもれ。
       婬欲の交わりに耽ってはならない。

822、(俗事から)離れて独り居ることを学べ。
       これは諸々の聖者にとって最上のことがらである。
       (しかし)これだけで『自分が最上の者だ』と考えてはならない。
       ―――かれは安らぎに近づいているのだが。

823、聖者は諸々の欲望を顧みることなく、
       それを離れて修業し、激流を渡りおわっているので、
       諸々の要望に束縛されている人々はかれを羨むのである。」―――


             ~ 感謝・合掌 ~





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