~ 恩師の御講演「ブッダのことば」より ~
第四 八つの詩句の章
六、老い
804、ああ短いかな、人の生命よ、百歳に達せずして死す。
たといそれよりも長く生きたとしても、また老衰のために死ぬ。
805、人々は「わがものである」と執着した物のために悲しむ。
(自己の)所有しているものは常住ではないからである。
この世のものはただ変滅するものである、と見て、
在家にとどまっていてはならない。
806、人が「これはわがものである」と考える物、
―――それは(その人の)死によって失われる。
われに従う人は、賢明にこの理を知って、わがものという観念に
屈してはならない。
~ 感謝・合掌 ~