浄心庵・長尾弘先生「垂訓」

恩師の歌集「愛」より

集い来る過去世に学びし
友がらの一人一人の
愛おしきかな

「ブッダのことば」より。

2017-04-10 00:06:27 | 浄心庵 長尾弘先生垂訓

      ~ 恩師の御講演「ブッダのことば」より ~

    
               第四 八つの詩句の章 

                   六、老い

810、遠ざかり退いて行ずる修行者は、
       独り離れた座所に親しみ近づく。
       迷いの生存の領域のうちに自己を現わさないのが、
       かれにふさわしいことであるといわれる。

811、聖者はなにものにもとどこおることなく、
       愛することもなく、憎むこともない。
       悲しみも慳(ものおし)みもかれを汚すことがない。
       譬えば(蓮の)葉の上の水が汚されないようなものである。

812、たとえば蓮の葉の上の水滴、
       あるいは蓮華の上の水が汚されないように、それと同じく聖者は、
       見たり学んだり思索したどんなことについても、
       汚されることがない。

813、邪悪を掃い除いた人は、観たり学んだり思索した
       どんなことでも特に執着して考えることがない。
       かれは他のものによって清らかになろうとは望まない。
       かれは貪らず、また嫌うこともない。


             ~ 感謝・合掌 ~





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