浄心庵・長尾弘先生「垂訓」

恩師の歌集「愛」より

我れ食べず人に施す母の愛
幼き我に布施教えらる

「ブッダのことば」より。

2017-04-03 02:26:02 | 浄心庵 長尾弘先生垂訓

      ~ 恩師の御講演「ブッダのことば」より ~

    
               第四 八つの詩句の章 

            四、清浄についての八つの詩句

791、前の(師など)を捨てて後の(師など)にたより、
       煩悩の動揺に従っている人々は、執着をのり超えることがない。
       かれらは、とらえては、また捨てる。
       猿が枝をとらえて、また放つようなものである。

792、みずから誓戒をたもつ人は、想いに耽って、
       種々雑多なことをしようとする。
       しかし智慧ゆたかな人は、ヴェーダによって知り、真理を理解して、
       種々雑多なことをしようとしない。

793、かれは一切の事物について、
       見たり学んだり思索したことを制し、支配している。
       このように観じ、覆われることなしにふるまう人を、
       この世でどうして妄想分別させることができようか。


              ~ 感謝・合掌 ~


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする