~ 恩師の御講演「ブッダのことば」より ~
第四 八つの詩句の章
七、ティッサ・メッテイヤ
817、かつてかれのもっていた名誉も名声も、すべて失われる。
このことわりをも見たならば、婬欲の交わりを断つことを学べ。
818、かれは諸々の(欲の)想いに囚われて、困窮者のように考えこむ。
このような人は、他人からのとどろく非難の声を聞いて恥じ入ってしまう。
819、そうして他人に詰(なじ)られたときには虚言に陥る。
すなわち〔自らを傷つける〕刃(悪行)をつくるのである。
これがかれの大きな難所である。
~ 感謝・合掌 ~