~ 恩師の御講演「ブッダのことば」より ~
第四 八つの詩句の章
四、清浄についての八つの詩句
794、かれらははからいをなすことなく、
(何物かを)特に重んずることもなく、
「これこそ究極の清らかなことだ」と語ることもない。
結ばれた執着のきずなをすて去って、
世間の何ものについても願望を起こすことがない。
795、(真の)バラモンは、(煩悩の)範囲をのり超えている。
かれが何ものかを知りあるいは見ても、執着することがない。
かれは欲を貪ることなく、また離欲を貪ることもない。
かれは〈この世ではこれが最上のものである〉と固執することもない。
~ 感謝・合掌 ~