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シックハルト 4つのリコーダーと通奏低音のための協奏曲

2020年02月25日 | リコーダー
 シックハルトの作品19は4つのフルート(というのはこの場合リコーダー(アルト))と通奏低音のための協奏曲集で、リコーダーと通奏低音だけなので「協奏曲」でなく、合奏曲とか、コンセール、というべきだと思う。定番の6曲セットだ。IMSLPに美しいマニュスクリプトがあるので、それを使うのが良い。全音リコーダーピースで復刊していて、通奏低音のリアリゼイションが必要ならこれを使えばいいと思う。やっぱり当然、低音は必要だと思うなあ。

リコーダーのレパートリー

ひさしぶりにリコーダーアンサンブルに参加した。

2020年02月23日 | リコーダー
 ひさしぶりにリコーダーアンサンブルに復帰した。やったのはシックハルトの4つのリコーダーと通奏低音のための協奏曲、組曲バナナ、他。あわせはとても楽しい、のだが、今回はほぼ初見だったので、他のパートを聴く余裕はあまりなく、響きが耳に入ってくるくらいだった。
 シックハルトはなんだかあやしい移調した現代譜を使って、バスはとても高いところを動いていて、バスリコーダーではとても吹けず、ずいぶんオクターブ下を吹いたのだが、なれているとは言え、ヘ音記号で、それをオクターブ下げるのはなかなか難しかった。
 あやしい現代譜を使ったが、もともとのオリジナルがリコーダーのためのものらしいじゃないか、うつくしいファクシミリがある。今度はこれを使おうと提案しよう。


リコーダーのレパートリー

ルイエ・ド・ガン リコーダーソナタイ短調 作品4−2

2020年02月20日 | リコーダー
 楽しめた。
 Largo は16分音符の特徴的な動きが良いし、最後の方に32分音符が出てきて、その出てき方が良かった。Allegroはイマイチかも知れないが、やたらに出てくる8分音符の同音連打を遊べば良いのかも知れない。サラバンドのようなAdagio。Giga Allegroは前半部分がおもしろくてむずかしい。終わりそうな所から続く、また続く、と、長いフレーズ。後半もそんな感じにすれば良いのに、なんだか後半はありきたりだった。


リコーダーのレパートリー

ルイエ・ド・ガン リコーダーソナタニ短調 作品4−1

2020年02月14日 | リコーダー
ルイエ4−1  ニ短調
 通奏低音の16分音符の動きから始まるAllegro いかにものAlla breve 意外に白くないAdagio 老眼にはつらい細かい動きのAllegro 終わりかと一瞬思った(ちょうど4楽章で、速いAllegroなもんで。)が、まだあるありきたりのSarabanda Largo 終曲は当然Giga Allegro
 早い音符の動きがほんのちょっと意外なところがところどころにあり(ヴィヴァルディがあまりに同じ繰り返しなのをまた思い出してしまう。)楽しめた。この曲に限らずこの時代の楽譜は加線をつなげて書いてあって読みにくくて困る。順次進行とか、せいぜい3度の動きは前の3つ上、と言うふうに思わなければいけないのだろうけれど、瞬時にはできないんだよなあ。


リコーダーのレパートリー

コレッリ ヴァイオリンソナタ をリコーダーで Op.5-7 二短調→ト短調

2020年02月07日 | リコーダー
 コレッリのヴァイオリンソナタ、後半6曲の室内ソナタはウォルシュがリコーダー用にして出版している。ウォルシュ版では3番と言うことになっているようだ。
 コレッリVnではニ短調だがフラットはなしで、臨時記号をつけまくっているが、ウォルシュ版はちゃんと♭2個で書いてある、おもしろいなあ。
 Preludiu (Vivace) , Corrente , sarraband(Largo) , Giga
 実に楽しいのだが、iPadで楽譜を見て吹くのは老眼にはつらい。(^^;)
 ウォルシュ版の臨時記号がというか、当時の習慣だが、シャープがアスタリスク*みたいだし、当時ナチュラル♮がなかったのだ、esをeにするナチュラルがシャープで、しかもfisとそのeと、臨時記号の位置がちょっと微妙にズレてるんだもん、ミなのかファなのかシャープかナチュラルか、ワケがわからなくなる。まいった。


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シックハルトオーボエソナタ作品8 をリコーダーで

2020年01月30日 | リコーダー
 シックハルトの作品8オーボエソナタは当然、c管だと思えばリコーダーで吹ける。オーボエはきっと音域が狭かったんだろうなあ、狭い範囲で作曲されているようだ。何曲かアルトをc管の指で、それから、僕はチェロピッコロはオーボエなのだ、音にしてみたが、まったく問題ないのだが、残念あまりおもしろくなかった。作品2はとてもおもしろいのだがなあ。

ミクロコスモス(バルトーク)をリコーダーアンサンブルで

2020年01月19日 | リコーダー
 バルトーク、ベーラ Bartók Béla Viktor János (1881 - 1945)
ミクロコスモスをリコーダーSAで
 全音リコーダーピースの旧R7として、No.32:ドリア戦法で 58:東洋のスタイルで 40:ユーゴスラビアの旋法で 88:笛の二重奏 100:民謡のスタイルで が収められている。
 全部は合わせたことがないかも知れない。いまや無料で原典が見えてしまうので、このほかもかってに(シロートでも)編曲できると思う。いま僕はチェロ二重奏とかあるいは他の楽器とのアンサンブルにできないかなあと思っている。

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ヘンデル 王宮の花火の音楽(をリコーダーアンサンブルで)

2020年01月14日 | リコーダー
ヘンデルの王宮の花火の音楽も同じように旧リコーダーピースR-108でSSATBの五重奏で。
今:金子健治の編曲でSATBの四重奏(RP-44)

北御門文雄のリコーダー四重奏曲集の4巻 バロック名曲選には「平和」の一曲だけだが収められている。


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ヘンデル 水上の音楽 (をリコーダーアンサンブルで)

2020年01月12日 | リコーダー

 昔の全音リコーダーピースではR-89,90 で、SSATBの五重奏で出ていた。(編曲:Anthony BAINES)
 今は金子健治の編曲でSATBの四重奏になっているようだ。(RP-43,44)僕は五重奏の楽譜のⅠだけ持っているようだ。学生の頃やった覚えがあるが、パート譜はないし、ソプラノのⅠ,Ⅱが1段に書いてあって読みにくかったおぼえがあるだけだ。どれも有名な曲で楽しかった(ような気がする)。(^^;)

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ヘンデル (グッドイヤー編) 組曲(クラブサン組曲4番、7番による)

2020年01月02日 | リコーダー
 
 昔の全音リコーダーピース46、グッドイヤーによるSATの編曲で出ていた。サラバンド、クーラント、サラバンド、ジーグの4つの楽章をワケのわからない持ってきかたで、いや、これは「使い回しのヘンデル」の精神を正しく受け継いでいるのか。3つめのサラバンドはヘンデルのごく有名なやつなのだが、調性くらいあわせる気はないのかよ。
 若いときに買ったもので、あわせた覚えがない。200円の上に3%の消費税付きで定価のシールが貼られている。
 昔の全音リコーダーピースは今次々復刻しているのだが、これはまだのようだ。もともと universal edition を版権を買って?全音で出したものらしく、universal edition のHPを見てみると現役なのだ。すばらしい。

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ヘンデルの組曲をリコーダーで

2019年12月30日 | リコーダー

 ヘンデルの編曲ものは全音リコーダーピースで王宮の花火の音楽と水上の音楽がⅠ、Ⅱ、とでている。復刻でなく、新たな編曲だという。昔、クラブサン組曲の編曲も出ていたのだが、まだ復刻されていないらしい。

ヴィヴァルディ  ピッコロ協奏曲 ハ長調 RV443

2019年12月23日 | リコーダー
ヴィヴァルディ 
ピッコロ協奏曲 ハ長調 RV443
 ヴィヴァルディのピッコロ協奏曲は3曲知られているようで、RV443、444、445という番号がついている。
 ピッコロ協奏曲と書いてあることが多いと思うが「フラウティーノ」で、少なくとも横笛じゃないのだろう。ソプラニーノだと思われる(IMSLPにはソプラニーノ協奏曲と書いてある)が、だがこの443には下のeが出てきて、もちろん出ない音だ。(ソプラノでは上が全然出ない)いいかげんなヴィヴァルディのことだから驚くに当たらない。だが、作曲家が何かの楽器の曲を書くときに最初に聞くのが「出る音はどこからどこまで?」じゃあないのか、というようなことをダン・ラウリンが書いている。まったくだ。
 楽譜は吉澤実 編 バロック コンチェルト・スタディに収められている。
 こちらのYouTubeの演奏が魅力的で感心した。大道芸のようで、イタリアっぽく、エンターテイメントだなあ。
Antonio Vivaldi: Recorder Concerto RV 443 / Maurice Steger, Cappella Gabetta




ハイドン バーグマン編 リコーダー三重奏のためのパルティータ

2019年12月16日 | リコーダー
ハイドン、フランツ・ヨーゼフ Haydn,Franz Joseph  バーグマン編
リコーダー三重奏のためのパルティータ
 かつての黄色い全音リコーダービース17で、最近リコーダーピースは復刻しているのだが、これはまだのようだ。
 編纂したバーグマンがハイドンのをかってにとってきてかっての組み合わせをして「パルティータ」という名で出しているものだが、もとがわからないし、調べる気もないし、ぜんぜんわからない、すみません。
 たしかにハイドンの精神がわかるような、軽い、たのしい曲集だがパルティータ(組曲)と言って良いようなものなのか。

 40年ほど昔、本番にかけた。楽しかったが、そのときの我々の技量ではプレストがあまり速くはできなかったような淡い記憶がある。当時コピー(コピーも高かったのだよ。)してそれを切り貼りしてパート譜を作った。僕以外のパート譜ももらっておいて、だから今やろうと思えば使える。パート譜は1カ所にまとめておかなければいけないと改めて思う。ただ、セロハンテープって保存は本当にダメで、写真のとおり、バラバラだ。糊で貼ったやつは美しいままで今でも使える。当時のコンピュータ出力の紙の裏に貼ってあってなんだかなつかしかった。


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テレマン リコーダーソナタ ハ長調 TWV41:C2 有名な?4つのソナタの4番目

2019年12月09日 | リコーダー
 テレマン 、 ゲオルク・フィリップ  Telemann , Georg Philipp (1681-1767)
リコーダーソナタ ハ長調 TWV41:C2 有名な?4つのソナタの4番目
 難易度4 これは傑作だと思う。1、3楽章が美しい。2楽章 Allegro こういうのはトッカータ風というのか、走る回るアレグロ。後半の3小節目、 dis-e-fis-e のfisは指使い0かな。3楽章 Grave 途中長いスラーはけっして走らないこと。gisの指使いは本来23456であって、0すきま123456半分ではないが、この場合多くのgisはイ短調の主音の導音なので高いほうが自然で後者の指のほうがよいと思う。4楽章Vivace はやはりバロックのvivaceでAllegroより遅い。それにしても、とても高い音を含む幅広い跳躍。親指の練習。

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