囲碁将棋を題材にしたライトノベル?アンソロジー
最初の新井素子はまあしょうもない、女こどもの小説(差別的!失礼)で、でも一番違和感がなかった、しょうがない。
最後の「負ける」は「負けることができないコンピュータにいかに負けることを教えるか」というような話(乱暴!すみません)なのだが、個人的にはとても違和感がある。なんて言うか、現実のコンピュータはもうすでにその先まで行っているのだよ。「腕ロボット」の形式的な表情なんて非本質的だと思う。ぜひ「棋士とAI アルファ碁から始まった未来」 王銘琬 おうめいえん 岩波新書を読んでほしいものだ。その、我々の考えるよりさらに先に進んでしまっているAIのことが少しわかる。少ししかわからないのは、著者のせいではなく、われわれの能力の問題なのだが。