とても古い映画「ハスラー」を見た。「勝負」と言うことをすばらしくよく描いた作品だと思った。
wikiの「伝説的なビリヤードプレイヤーとの対決を描く」というのは、つまり人生がどうの、男女の愛情と自己破壊願望がどうのというようなことが書いてないまとめでとても良い。(あとでそんな風な記述になってしまっているけれど)
ハスラーというのはビリヤードでなく勝負(賭け事)師のことらしい。
ポール・ニューマンの出世作らしい。ミネソタ・ファッツ(ファッツって脂肪、つまり「デブ」だよね?)役のジャッキー・グリーソン(コメディアンだという!)や、パイパー・ローリーのすさんだというか屈折した感じがとても良い。
日本の映画だったら主人公がビリヤードの腕を磨く努力根性的要素が絶対入ってくると思うσ-_-;)のだが、一切無くてすがすがしい。
相方に当時ブレイク中の若手俳優トム・クルーズを起用したという「ハスラー2」(スコセッシ)も見たくなった。