誰も農業を知らない プロ農家だからわかる日本農業の未来 原書房 201812 有坪 民雄/著
「誰も農業を知らない」というのはつまり全体像と部分と両方を知っている者はいないという意味で、まったくそうだろう。前書きにあるようにこの著者も知らないことばかりだ。批判してくれ、筆者の望むところだ、いっしょに考えよう、と言うのもまったくすばらしい。
バイオテクノロジーによるインスリンが問題ないから、遺伝子組み換え農作物も問題ないと言う議論はあまりにシロート考えだし乱暴すぎる。どうも農業の連中はろくに勉強もせず断定する傾向があり、実に問題だ。だがそれこそ誰でも多面的なのだ、誰もがあっちではまともなことを言い、こっちではとんちんかんだ。それこそ是々非々で議論しないといけないと思う。
だから眉に唾して読むべきものだろう、なるほどそうかも、と思うところもたくさんあった。
「誰も農業を知らない」というのはつまり全体像と部分と両方を知っている者はいないという意味で、まったくそうだろう。前書きにあるようにこの著者も知らないことばかりだ。批判してくれ、筆者の望むところだ、いっしょに考えよう、と言うのもまったくすばらしい。
バイオテクノロジーによるインスリンが問題ないから、遺伝子組み換え農作物も問題ないと言う議論はあまりにシロート考えだし乱暴すぎる。どうも農業の連中はろくに勉強もせず断定する傾向があり、実に問題だ。だがそれこそ誰でも多面的なのだ、誰もがあっちではまともなことを言い、こっちではとんちんかんだ。それこそ是々非々で議論しないといけないと思う。
だから眉に唾して読むべきものだろう、なるほどそうかも、と思うところもたくさんあった。