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台風21号で関西空港が水没したことについてのシロート考え

2018年09月05日 | シロート考え
 台風21号で、関西空港が水没した。釈然としない。たしかに記録的な高潮位だったらしい、50年前のなんとか台風の記録を破ったとかなんとか。でもねえ。地球は温暖化しているし、またそのうちこのくらいのことは起こりうるんじゃないの?違うの?それに備えた設計をしておいた方が、今回の損害よりずっと小さいコストですんだのではないのか?違うの?
 一方、東日本大震災というか東北地方太平洋沖地震は1000年に一度とかいうんじゃないか。それに備えて20m近い防潮堤を建設したりしている。逆にそれは不要なものなのではないか。100年に一度に備えるくらいにして、500年経ってから1000年ぶりの地震に備えるべきじゃないのか。(そのときまで憶えているのか、あるいは人類はいるのか?知らないけれど)


 いかにもシロート考えだなあ。だが、具体的に専門家がそこらへんのコスト計算(もちろん災害発生確率を含む)をしたのを見たことがない。具体的な数字を、「丁寧に説明」すること、それを求めたり、政治家がやらせたりすることが必要なはずなのだ。
 だが、この馬鹿無知傲慢不遜蛙の面にしょんべん安倍晋三にかぎらず、およそ政治家がちゃんとやってないこと(共産党は少しはやってると思うが)、市民がそれを切実に求めないことが問題だと思う。

漫画が語る戦争

2018年09月01日 | 漫画

 図書館で見かけて読んだ。まあおもしろかった。どれもそれぞれの作者の個性が出ているし、質もね。(^^;)
 比嘉慂の「砂の剣」は個人的にとても良かった。知らなかったのだが、このなんというか全然動きのない絵、線になんの表情もなく平面的なのだが、それが良いのだ。中身も。
 以下コピペだが。
水木しげる「敗走記」
楳図かずお「死者の行進」
野間宏原作、滝田ゆう「真空地帯」
古谷三敏「噺家戦記 柳亭円治」
新谷かおる「イカロスの飛ぶ日」(戦場ロマン・シリーズより)
比嘉慂「砂の剣」
立原あゆみ「手紙・敬礼」(『銀翼』より)
湊谷夢吉「『マルクウ』兵器始末」
かわぐちかいじ「一人だけの聖戦」(『テロルの系譜』より)
白土三平「泣き原」
倉田よしみ「若竹煮」(味いちもんめ』より)

 続編というか、もう1巻出ているようなのだ。図書館で調べてなかったらリクエストしてみよう。