世は春だ。自転車で近所までと思い、時間がかかって昼になってしまい、外食し、つい、そうだ407の桜並木を見に行こうと思い、2時間ほど自転車を漕いだ。側道が並木の影のようになっていて自転車には不向きというかもしれないが、いや、グズグズ時速数kmくらいでポタリングするには最適という気もする。帰って来て疲れて寝た。いかん！でもいいのだ！老人は自由だ！
写真は実家の花（水仙が何種類か植わっている）。
写真は実家の花（水仙が何種類か植わっている）。
そういうわけで先日半日遊んだ。1825年の秋（作曲者がまだ16歳のとき）に作曲した室内楽曲だが、もはや習作の域を越えた古典的な完成度の高さによって有名である、とのこと。ヴァイオリン4本ヴィオラ2本チェロ2本なのだが、ふたつのカルテットを対比的に扱うのではなく、小オーケストラのための音楽だ。
クヮルテットのたのしみに記述があり、それが
「（略）ある外国のオーケストラの連中が来日して、（略）メンデルスゾーンのオクテットをひこうということになった」（そして訳者の楽譜コレクションから貸したのだが、そのプロのひとりが訳者に）「いったい何に使うためにこれを持っていたのか」とけげんそうに質問した。（アマチュアには手に負えないむずかしい曲だという意味だったのでしょう」
とあり、つまりだから僕は見ようとも聴こうともしなかった。今回遊ぶことになってはじめてCDを聞き楽譜を見た。たしかにちゃんとやるには難しいがアマチュアでもゆっくりやって、充分楽しめる。
スケルツォ。今回使った楽譜のこの弓の指定はオリジナルではないらしい。この弓が生きてくるテンポならすばらしいが、こんなゆっくりならこれじゃないほうが弾きやすいのではないか、とメンバーの一人が言い、なるほどと思ったことだ。
終楽章の冒頭2ndVcがはじめるのだが、指定のテンポでできるはずがない。すみません。それでも「いくらなんでももう少し速く」と言われずにすんだのでまあいいか。(^^;)
今回は（きっと死ぬまで）2ndだったが、1stのほうがずっと難しくたいへんそうだ。
（金の）経済というかGDPというか、発展？あるいは膨張し続ける経済なんてありえないし、それを目指すべきでもないし、それは幸福と関係ない、という経済学あるいは社会学（というのはつまり人間のすべての活動学というか）の全体像を描こうとして本、と言うべきか。おもしろくてここ何日か夢中になって読んだ｡ドーナツというのは新しいアイコンで、ふたつの同心円を描き、その内側つまりドーナツの穴は貧困や欠乏で、ドーナツの外側は過剰、地球の破壊を表している。人間の活動はすべての領域でドーナツの中に収まらなければならない、と言うもの。
書いてあることは多岐にわたり、そのすべてに納得するが、それを実現する道筋はなかなか困難だなあと思う。（道筋はある程度示してあって、それはすばらしいことだ。）
多くの人が読めば良いと思うし内容をいちいち書いたらきりがないが、ちょっと本筋とずれているところもおもしろくて（学校の授業と同じ(^^;)
経済学部の3年生は1年生より利他的な価値観にはるかに低い評価を与えている、と言う。またゲーム理論を学ぶと利己的な行動が増えたという。どちらも経済学が消費者を利己的なものとして想定しているからだという。すごい。
最後通牒ゲームもおもしろい！（ｐ.123）が引用するには長すぎる。読んでください。
働きたくない、働けない、というふたり「だめ連」のトークなど。
働かないで生きるためなら、親にたかることも、もちろん生活保護なども辞さない。でも左翼的？労働組合活動などにも（全然自分ではやらないくせに）好意的なところが潔（いさぎよ）いのか、潔くないのか。伊藤比呂美まで出てきてしゃべってるのがすごい。
こういうやつらがいるから生活保護とかが攻撃されるのだ、とも思うが、いやそんなことはない。
竹中平蔵のような「首にできないやつなんか雇えない」などという無能経営者の方が百倍も万倍も社会の害毒だ。
これはすごい。
自民裏金で処分の大塚氏反発「強く憤り覚える」
なにを憤るかと思えば
「党のコンプライアンス組織にも相談し、指導に従って処理をしており（処分は）はなはだ遺憾」とし、党の処分手続きについては「極めて強い不信感を持っており、このような手続きで議員の身分にかかわるような処分を下すということが、はたして許されていいのか、強く憤りを覚える」
なんというか、詐欺の受け子である大塚拓（仮名）は元締めであるルフィ岸田（仮名）に仲間はずれにされ「言われたとおりに金を引き出しただけで悪いことなんてしてない。首にするなんてひどい」と言っているわけだ。すごい。
でもねこいつなんか小物だ。犯罪者集団犯罪組織である自民党を、警察検察がきちんと逮捕すべきなのだ。政倫審でも、証人喚問でもなく、逮捕すべき。犯罪（政治資金規正法違反、所得税法違反）なのは明らか。
春だ。荒れた庭なのだが、妻の植えた花がだいぶ咲いている。ビオラ？がとてもいい感じだ。
月桂樹をもうすこし剪定しないとなあ。
最近笛を吹いてない。いや、毎日のようにプラスチックでクープランの愛のウグイスを1回だけ吹いているが、それだけだ。鍵盤もメヌエットを1回だけ弾いているだけだ。リコーダーアンサンブルに復帰できるような感じではない。それというのも昔のカルテット仲間にアンサンブルを誘われて先日は半日メンデルスゾーンのオクテットを遊んだ。オーケストラは本番が来月だし、元音楽の先生の知り合いのアンサンブルもある。老人も忙しいぞ、それどころじゃない。ろくにさらってない、いかん。
新年度になってバタバタしていて（バタバタする理由があまりないのだが(^^;)運動もろくにしてない。いかん。
半年前くらいか、国際宇宙ステーション（ISS、きぼう）が肉眼で見えると言う話を聞いて試みたのだが、なんだかよくわからなかった。
どうもあきらめが悪いもので、また予報を見て昨夜空を見上げると実に明るくよく見えたのだ。残念まわりがまだ若干明るく、近くに固定された物がなかったので、動画はイマイチで動きがわからなかった。次にまたよく見えるのは3週間後くらいらしいいや、それは朝の4時か。難しいものだ。でもあきらめが悪いのでまた見てみようと思う。