YNWC的な日常

街の中でも季節を感じて暮らしたい。生き物や自然のの話を中心に美味しい食べ物、散歩のことなど綴っていきます

梅子黄(芒種末候)

2019-06-15 18:00:00 | 七十二候
 
 
☀️日の出/日の入り(横浜市)🌙月齢
(2022年)
6月16日☀️4:26/18:58🌙5.7
6月17日☀️4:26/18:59🌙6.7
6月18日☀️4:26/18:59🌙7.7 上弦
6月19日☀️4:26/18:59🌙8.7
6月20日☀️4:26/19:00🌙9.7
 
 
夏至が近づいてきました。
前候から日の出時刻はずっと4:26のままです。こうやって改めて記録していると、ずっと毎朝1〜2分ずつ早くなっていた日の出時刻が、何日も変わらないというのは不思議な気分です。日の入りも変化が少なくなっています。
 
 
 
さて、芒種末候は「梅子黄」。
 
梅といえば、「梅雨」。「梅雨」の語源が梅の実が熟す頃に降る雨というのは有名なお話。関東の梅雨入りは例年6/9頃だそうです。
今年もそろそろですかね。
 
 
このシーズン、地味に楽しいのがキノコ探し。
 
 
キノコというと、秋のイメージですが、じめじめしたこの季節には林床にたくさんのキノコが現れます。
 
キノコの分類はまったく未知の領域で、見つけてもなんだかわからないのですが、とりあえずちょっと嬉しい気持ちになります(笑)
 
一度キノコの観察会に参加したいと思いつつ…。
 
この季節に気になるものといえば、もうひとつ。それは、こちら↓
 
 
日本神話「因幡の白兎」の中で、サメに騙され皮を剥かれてしまった痛々しい兎に大国主の命(おおくにぬしのみこと)が「ガマの穂にくるまるといいよ」と声をかけるシーンがあります。
 
でもよく考えると、上の写真のような茶色いガマの穂は種子が固くて。結構チクチクするのです。
というわけで、大国主命が言っているのは、おそらくこちら
 
ガマの花穂かなと…
 
で、この花穂を一目見ようと思いつつ、見逃すこと数年。ようやく見ることができたという、非常に個人的な思い出があるのです。
 
ちなみにガマの花粉は、薬草にするほかには、インドの一部や南太平洋の島では花粉を練ってパンのようにして焼いて食用にしているそうです。
 
いったいどんな味がするのでしょう?
新たに気になる案件です(笑)
 
なお、現在日本では、冬期のミツバチの食料として輸入されているという情報もあります。
 
【季節の花】イワタバコ
 
 
山地の薄暗い谷間の、常に湿った岩肌に貼りつくようにして生えるイワタバコ。今の時期が見頃です。
 
 
季節の食べ物】ウメ・アンズ
手作りの梅ジュースや杏ジャムは格別の味わい!
 
少量しかジャムができなかったときには、こんな活用方法も!!
 
 
おまけ:爽やかにミントのレシピもどうぞ
 
 
 
というわけで、季節は「梅子黄(うめのみきなり)」。しばらく続くと思われるじめじめとしたシーズン。気持ちは爽やかにいきたいですね。
今年は久しぶりに梅ジュースを作ろうかなぁ…
 
 
 
 
 
 
 
 
 

大人気のアマビエ様
出典は、京都大学附属図書館所蔵「肥後国海中の怪」
 
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