伊豆大島!新春日帰りハイキング
縄目の模様になっているもの
新しい溶岩が、溶岩の塊を押し上げて割って流れ出たもの
やはり最初に生えてくるのは地衣類たち。
やがて気が育つようになり森がつくられ、多くの命が生まれるまで、一体どれくらいの年月を要するのか???
オオバヤシャブシ
ヒサカキ
マルバイヌツゲ(黒)とサルトリイバラ(赤)
おもしろいのは新しく流れ出た溶岩の上に、命が育ち始めているのに、火山灰地帯は全くその気配がないこと。伊豆大島で「砂漠」と呼ばれる場所はそういった場所のようです。
後編はいよいよ三原山へ登ります。
伊豆大島は2万年くらい前から活動を初め、100回以上の噴火を繰り返して形作られた成層火山。島の中央には幅2500m、長さ3200mの大きなカルデラが広がっている。この巨大なカルデラは複数のカルデラ地形が複合していると考えられているんだとか。
私たちが三原山と呼んでいるのは、そのカルデラの中央で新たに起こった噴火で生まれた「三原新山(標高758m)」というまだ新しい火山のことらしいです。
1986年の噴火は記憶に鮮明に残っています。
一時は全島避難が勧告され、噴火の様子や脱出劇は連日報道されていました。
その時の溶岩がこれ↓
黒黒とした溶岩がカルデラの草地にいくつもの筋を作っていました。
中が空洞になっているもの
縄目の模様になっているもの
新しい溶岩が、溶岩の塊を押し上げて割って流れ出たもの
ゴジラの形に固まったもの
三原神社は溶岩の流れを奇跡的に避けて、消失を免れました!!!
お社のすぐ後ろに迫った溶岩が、横にそれている様子がおわかりでしょうか?
古い溶岩や新しい溶岩、火山灰。
植生が回復されている場所もあるけれど、まだ溶岩や火山灰の場所もたくさん
やはり最初に生えてくるのは地衣類たち。
溶岩の隙間に入り込み、成長して、枯れたあとは少しずつ土壌を作っていきます。
そこに生える背の低い植物たち。
そこに生える背の低い植物たち。
やがて気が育つようになり森がつくられ、多くの命が生まれるまで、一体どれくらいの年月を要するのか???
オオバヤシャブシ
ヒサカキ
マルバイヌツゲ(黒)とサルトリイバラ(赤)
おもしろいのは新しく流れ出た溶岩の上に、命が育ち始めているのに、火山灰地帯は全くその気配がないこと。伊豆大島で「砂漠」と呼ばれる場所はそういった場所のようです。
火山灰は風で動くため、根を下ろすことができないようです。
火山が噴火し、新たな溶岩が流れることが、逆に植生の回復につながっているということが、なんとも不思議でおもしろく感じます。
勉強不足でわからないことだらけですが、最近は地球の成り立ちにも興味が出てきました。伊豆大島はジェッド船なら竹芝から2時間かからず行けるのに、普段は感じることのないダイナミックな地球の姿を見せてくれるのが凄すぎます!!
今回利用したのはこちらのツアーはすでに終了していますが、こちらのツアーもオススメ↓
その他、往復ジェット船の日帰りや、ホテル1泊プランなどかななる方はこちらを参照ください↓
念のためですが、わたしは東海汽船とは一切の関係はありませんので…(笑)
動画です↓
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