特別な場所に行かなくても、街角にはお花が溢れています。
海のように真っ青なルリマツリ。南アフリカ原産で、スターチスと同じイソマツ科。同じ科とは思えないけれど…。
庭先に花のあるご家庭、いいですよね。
こちらは車道脇のランタナ。
排気ガスにも負けずよく育っています。
車が行き交う街の中でも、気をつけて観察すると生き物たちの営みが見られます。
交差点の植え込みにはびこるクズの葉が芸術的に食べられていました。
縁に沿って葉を食べるのは、コフキゾウムシ。暑い夏にせっせと食べて、次世代を残します。
黒い体に白い粉をふいたみたいな体色が特徴。
一方、茎の方を見ると、まんまるなカメムシが!!
いかにもカメムシって感じなこちらの名前は、そのまんまのマルカメムシ(笑)
集団でくっついていることが多いので、見つけると「うげっ」てなるやつです(^^;;
種類によって、葉っぱと茎、ちゃんと定位置が決まっているのですね。
そしてフワリとやってきたのはアカボシゴマダラ。
とても美しく、フワリフワリと飛ぶ南国系の蝶。しかしながら、この蝶は2000年頃から突如神奈川県に現れたもので、マニアによるゲリラ的な放蝶が分布を広げていると原因という説が有力。
横浜にもすっかり定着している様子。
エノキが食草で、冬にエノキの根元を探すと、幼虫が見つかります。
こんなやつ↓
これらはすべて中国産ということがわかっているそうで、一部地域から分布を広げていることから人為的に持ち込まれたと考えるのが妥当とか。しかもうっかり放したというより、繁殖を狙って意図的に多数の蝶を放したという見方が有力だそうです。
きれいな蝶が見られるのは嬉しいけれど、在来の種を駆逐し生態系を乱している今の様子を、当のご本人はどう感じているのでしょうか?
何れにしても、森林を切り開き、さらには田畑を潰して住宅や道路を作り、人々が自然に及ぼす影響は甚大です。
それでも、変化する環境に適応しながら生き抜く生き物たち。互いの生活が互いに影響しあうからこその生態系ですが、科学の進歩で甚大な力をもった人類はその力の使い方を間違えないように気をつけなければいけないようです。
自然の生態系の絶妙なバランスは、現在の科学力で壊すのはいとも簡単ですが、作り上げることは不可能なもののようですから。
今話題の「ヒアリ」をはじめとした外来種アリの問題も、人類の活動による副産物のようなものなのかなぁと思います。どう対処することが適切なのか…。
少なくとも、ハブ撲滅のためにマングースを導入したような過去の過ち(今やマングースが脅威)を繰り返してはダメですよね。いろいろと情報も交錯しているようですし、マスコミの皆様には専門家や研究機関の正しい知識や情報を冷静に伝えて欲しいなぁと思います。
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