やはり危機は続いているのだった（参院予算委員会公聴会より）

原発事故から１年以上たって、野田首相が収束宣言をしたものだから、安心している国民もたくさんいるかもしれない。でも、私はず～～っと放射能は出続けていると思っていた。そしてこれからもずっと。すると、また海に放出したとか、窒素注入しているとか、当たり前のように重大事件が小さな記事として取り上げられているこの頃。国民も危機感が薄まってきていると感じる。今日のニュースの世論調査で野田政権の支持率３０％といわれていたが、３０％もいるの？と疑問である。我が家にも何度か？世論調査の電話が留守電に入っていたが、最後に勝手にご協力ありがとうございました。という世論調査完了まで長く録音されていた。私は応答も、１とか２とか番号も押してないのに・・・留守電で、世論調査している可能性もあるようだ。。。

西日本に居ると、東日本の事、原発事故のことなどは遠い地の出来事のように同情してくれるのだが、また事故が起きれば他人事ではない。どうして？脱原発に方向性が向かないのか？国として人としての常識が欠如していると思わざるを得ない。すると、福島原発事故を経験してもなお、再稼働や推進容認という政府に倫理観の欠如と発言した人がいた。まったく同感である。
脱原発をなぜしなくてはならないか？それを的確に公の場所、参議院の公聴会で発言してくれている人の映像を見つけた。是非、村田さんの部分だけは１度ご覧ください。出番は３０分あたりから。この事についてブログで詳しく説明を加えてくれている方のブログがこちら

http://www.youtube.com/watch?feature=player_embedded&v=Q5oniO6TG-U#!

福島第１原発で注目いる１～４号機の建屋だけでなく、壊れていないすぐそばの建屋にもたくさんの燃料棒があるそうだ・・・この元スイス大使だったという村田さんという方が、参議院の予算委員会公聴会で公式の発言として言われているので、真実として受け止めたい。というか、国民は知っておいた方がいいと思います。
もし、また大地震や何か？爆発でも起きたら北半球は終わってしまうのです。なので、日本だけの問題ではないと、私は認識していますが、政府の再稼働容認姿勢、早く再稼働させたいがゆえのパフォーマンスには日々唖然としているが、消費税upよりもっとも優先すべきは原発問題です。福島第１の方を早く解決してくれいろいろな視点から考えても日本はもともと住みやすい、素晴らしい国であったのに・・・どんどん放射能を撒き散らしている加害者となってしまうのだ。急ぐべきは原発事故解決にきまってるのではないか？日本の原発産業を外国に輸出している場合ではないのに、枝野さんは推進していましたね。何かあったら、責任取れるのでしょうか？インドは地震の多い所にそれはたくさんの原発を計画しているそうです。その記事を見たのは昨年でしたが、福島原発の事故を経験している日本だからこそ、お願いしたい・・・みたいな感じで、何も収束してないのに、恐ろしいと感じました。インドは停電が多い国ですが、原発はすでにあるので、福島の事故を見て、もう新規に作らないぞ！とでも考えてもらいたいですね。

人間として何が必要か？大切か？ニュースで政治家を見る度に疑問符を投げかける毎日です。政治家は国民によって選ばれているはずなのに、選挙以外では首相も政府も国民より大企業や経済界の方を意識して動いているのですね。自分の国ばかりでなく外国も海も空も汚染して誰も住めなくなってしまったら・・・誰が責任をとるのでしょうか？