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会社の後輩もその一人。本殿は、お守りや御札を打っている社務所の奥まったところにある。
今回の目的は、原発と地震の一日も早い収束をご祈祷してもらおうと思って、社務所の宮司さんに「ご祈祷内容は何て書いたらいいでしょうね?」と尋ねると。ちょっと驚きつつ「関東からですか?大変ですね。こちらはTVで見ているだけで、なかなか実感はわからないですけど。。。心願成就でいかがですか?」と。他にも私みたいに原発や地震の収束に訪れている人はいますか?と聞いてみた。それを目的に来られているかどうか?はわからないというお答え。
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よく神社では数人まとめて祈祷するのですが、ここの場合・・・いつもなぜか?私は一人でご祈祷してくれます。たまたま、他の人と重ならないタイミングだったのかもしれませんが、一人では贅沢な時間です。
ご祈祷を待っている間に、通りかかった宮司さんが「写真とりましょうか?」と、本殿内で私の写真を撮ってくれると言ってくれた。「えっつ?いいんですか?」とためらったが、「神様は大丈夫ですよ。とりましょうか?」と、これまた高千穂神社と同様に本殿内で写真を宮司さんに撮ってもらった。日本の神道は、寛大です。自由で寛大なところがとってもいい。
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広島から夕方、羽田に戻ってきた。なんだかどこも節電で薄暗い。そして人気がない。。。福岡、広島とはやはり大違いな雰囲気が漂っている。。。そして、私の飛行機は予定より遅れて17:23に到着したのだが、17:16頃に福島が震源で震度6強の地震があったとか・・・。モノレールに乗ろうとしたら、アナウンスで東京の震度は4でした。とのこと。。。
いつまで続くのか・・・日本近海の地震は3.11の大地震以来、どんどん連鎖して誘発されていくような気がする。私は、地震前のエネルギーが溜まっている、高まっている地震波を体で感じるという、困った体質なので・・・大地震直前はとても辛い体になる。何かの圧力を感じるというか・・・地震が起きた後は、地盤と同様に自分の体もエネルギーが解放されて、楽になるのだ。先週の木曜日もやはり東北で大地震があったし、関東も4以上の揺れが来た。
地震という大きなエネルギーと上手く付き合っていくことが、日本人の暮らしに必要なのではないのか?とも思い始めている。例えば、大地震が来る確率が高いところには、住居は作らない、埋め立て地に住居は作らない、人工的な物が自然に勝るようなものはないのだという観点で物を作る、自然への畏怖の念を忘れずに生活を送るように、生活スタイルも住宅、交通網も整備しなおさなくてはならない。大地のエネルギーはとてつもなく大きい。そのエネルギーを電力にシフトできるといいのだが・・・。これでもか?という位にやってくる大地震は安全でない「すべての原発を廃止せよ」というメッセージでもあると思う。
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