今日、福島から避難してきている同僚と話す機会があった。彼らは来週、福島に戻るそうだ。
こんな時に福島に戻るなんて・・・と、前々から私は思っていたのだが、帰りたいと先日は聞いていた。ところが、本音は福島を出ていいものなら、出たいけど、会社の命だし、仕事があるから行かないわけにはいかないというのが本音だそうだ。福島出身の方々も多く、親、兄弟、親戚も多く県内に留まっている。その理由は、やはり仕事。生活の糧がなくして、どこにも行けないから仕方ない。。。地元の産業に従事している兄弟は福島を離れたくても離れられないんだよな・・・と話してくれた。
福島市内は避難圏内と比べて、断然に放射線が低いと勘違いしているのだろうと思っていた私だが、今は自分達でガイガーカウンターを購入して、使っている人もいるし、色々な情報を駆使して、計算もしているようだ。なので、現実を知れば知るほど、本当は安全ではない。市内のレベルはかなり高いということを認識していた。このまま生活していくには、危険だと思い始めているし、今後大地震が起きる可能性があり、今度同じような大きな地震が来たら、どうなるのか?と本当は皆さん避難したいところ・・・のようだ。ただ、現地の人々の話としては、福島、郡山、二本松という大きな町の全員が避難圏内になったとしたら、国の負担や避難先キャパを考えると、対処のしようがないから、避難圏内になっていないんだよ、と話していると言う。やはり計算をしているそうで、出来るだけ女性や子供は長く住まない方がいいと、家族を県外に住まわせると決断した同僚。受け入れ先の学校も協力的で、とてもありがたいと言っていた。
そう、日本中の人々が大震災に心を痛め、何か出来ることがあれば力になりたいって思ってる・・・と思っていた。
ところが・・・びっくりした話を聞いた。TVのニュースで福島から避難してきた小学生が放射能が移るといじめられて、福島に戻ったという話があったが、そんな話は極一部の勘違いヤローのことだと思っていた。人が浴びてしまった放射能は蓄積されることはあっても、他の人に移るわけないだろう原爆などの過度の放射線を外部被曝で浴びてしまった人を手当したり、運んだりする場合は別だろうが・・・。
ということで、子供を転校させるにも不安がつきまとっていると言う。実際、東北弁というものがあり、多少言葉のイントネーションが違うのは事実。それを子供達がからかう可能性もあるが、被災されて避難してきている子供達を非難するような人々がいるとは信じられなかった・・・これは親や大人達が注意をしたり、教えたりしていかなくてはならないと思う。
なので、この時期に転入する子供の親達はとても心配しているそうだ。前の学校が福島だっていうことは、当然わかる事実なので、それをネタにいじめられないだろうか?と。まったく神経質でない、大らかな同僚までもが、こんな心配をしているというのは、一人二人の話じゃないってことでした。
しかし大人であっても・・・びっくりするような話・・・これは、福島の同僚が仙台に買い物に行った時の話・・・仙台まで遠出してデパート等で買い物をして帰ろうとしたら、「福島ナンバーは県外に出るな!」「福島へ帰れ!」というような落書きをされたそうだ同じ東北の仙台での出来事。それもそんなに離れていない場所での同僚が受けた出来事です。
なので、福島ナンバーでは県外を動き回れないという不安があるそうだ。実際、何人もの人が福島ナンバーの車を運転していて、嫌な目にあっているそうで、意味なくパッシングされたり、やはり駐車中にいたずらや落書きをされたとのこと・・・放射能を運んでくるな福島に住んでいる人々は県外に出るなという抗議なんだろう、と話していた。。。
なので、福島ナンバーの車を手放したいと思っている人も多いのだが、今や売れないという。中古車として売れないだろうと、肩を落としていた。たまたま福島転勤前のほかの場所のナンバープレートを付けている同僚は、他の人にうらやましがられてると言っていた。どこでも走れるし、嫌がらせを受ける可能性が低いから・・・と。なんか・・・おかしな・・・差別的、侮蔑的な現実があるということ。
おかしいじゃないの何事も正しく理解し、人の心を傷つけるような言動をしてはならないと思う。被災者を差別するというあり得ない非常識、無慈悲な心持の人は何人でしょうか?
地震、放射能災害に苦しみ悩んでいる人々の上に更に嫌がらせや差別をするなんてあり得ない他の地に行きづらいのもこんな現実があるからかもしれない。
まだ災害中の東日本の人々(私達も含め)、被災で苦しんでいる人々は被害者であって、加害者ではないということを正しく理解しましょうよ。ホント・・・唖然としました。
こんな時に福島に戻るなんて・・・と、前々から私は思っていたのだが、帰りたいと先日は聞いていた。ところが、本音は福島を出ていいものなら、出たいけど、会社の命だし、仕事があるから行かないわけにはいかないというのが本音だそうだ。福島出身の方々も多く、親、兄弟、親戚も多く県内に留まっている。その理由は、やはり仕事。生活の糧がなくして、どこにも行けないから仕方ない。。。地元の産業に従事している兄弟は福島を離れたくても離れられないんだよな・・・と話してくれた。
福島市内は避難圏内と比べて、断然に放射線が低いと勘違いしているのだろうと思っていた私だが、今は自分達でガイガーカウンターを購入して、使っている人もいるし、色々な情報を駆使して、計算もしているようだ。なので、現実を知れば知るほど、本当は安全ではない。市内のレベルはかなり高いということを認識していた。このまま生活していくには、危険だと思い始めているし、今後大地震が起きる可能性があり、今度同じような大きな地震が来たら、どうなるのか?と本当は皆さん避難したいところ・・・のようだ。ただ、現地の人々の話としては、福島、郡山、二本松という大きな町の全員が避難圏内になったとしたら、国の負担や避難先キャパを考えると、対処のしようがないから、避難圏内になっていないんだよ、と話していると言う。やはり計算をしているそうで、出来るだけ女性や子供は長く住まない方がいいと、家族を県外に住まわせると決断した同僚。受け入れ先の学校も協力的で、とてもありがたいと言っていた。
そう、日本中の人々が大震災に心を痛め、何か出来ることがあれば力になりたいって思ってる・・・と思っていた。
ところが・・・びっくりした話を聞いた。TVのニュースで福島から避難してきた小学生が放射能が移るといじめられて、福島に戻ったという話があったが、そんな話は極一部の勘違いヤローのことだと思っていた。人が浴びてしまった放射能は蓄積されることはあっても、他の人に移るわけないだろう原爆などの過度の放射線を外部被曝で浴びてしまった人を手当したり、運んだりする場合は別だろうが・・・。
ということで、子供を転校させるにも不安がつきまとっていると言う。実際、東北弁というものがあり、多少言葉のイントネーションが違うのは事実。それを子供達がからかう可能性もあるが、被災されて避難してきている子供達を非難するような人々がいるとは信じられなかった・・・これは親や大人達が注意をしたり、教えたりしていかなくてはならないと思う。
なので、この時期に転入する子供の親達はとても心配しているそうだ。前の学校が福島だっていうことは、当然わかる事実なので、それをネタにいじめられないだろうか?と。まったく神経質でない、大らかな同僚までもが、こんな心配をしているというのは、一人二人の話じゃないってことでした。
しかし大人であっても・・・びっくりするような話・・・これは、福島の同僚が仙台に買い物に行った時の話・・・仙台まで遠出してデパート等で買い物をして帰ろうとしたら、「福島ナンバーは県外に出るな!」「福島へ帰れ!」というような落書きをされたそうだ同じ東北の仙台での出来事。それもそんなに離れていない場所での同僚が受けた出来事です。
なので、福島ナンバーでは県外を動き回れないという不安があるそうだ。実際、何人もの人が福島ナンバーの車を運転していて、嫌な目にあっているそうで、意味なくパッシングされたり、やはり駐車中にいたずらや落書きをされたとのこと・・・放射能を運んでくるな福島に住んでいる人々は県外に出るなという抗議なんだろう、と話していた。。。
なので、福島ナンバーの車を手放したいと思っている人も多いのだが、今や売れないという。中古車として売れないだろうと、肩を落としていた。たまたま福島転勤前のほかの場所のナンバープレートを付けている同僚は、他の人にうらやましがられてると言っていた。どこでも走れるし、嫌がらせを受ける可能性が低いから・・・と。なんか・・・おかしな・・・差別的、侮蔑的な現実があるということ。
おかしいじゃないの何事も正しく理解し、人の心を傷つけるような言動をしてはならないと思う。被災者を差別するというあり得ない非常識、無慈悲な心持の人は何人でしょうか?
地震、放射能災害に苦しみ悩んでいる人々の上に更に嫌がらせや差別をするなんてあり得ない他の地に行きづらいのもこんな現実があるからかもしれない。
まだ災害中の東日本の人々(私達も含め)、被災で苦しんでいる人々は被害者であって、加害者ではないということを正しく理解しましょうよ。ホント・・・唖然としました。
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