
アーユルベーダというのはマッサージだけでなく、パンチャカルマという体内浄化を図る場合は、ギーを飲んだりしますし、人によってはアーユルベーダ用の治療薬(これが普通の薬のように箱に入って市販されている)を飲んだりするようです。すべてノーケミカルということですが、私は、口から何かを入れるのは極力避けたい派なので、ビタミン剤もめったに飲まないくらいですから、普段の自分の食事内容や傾向(魚介は少し食べるほぼベジタリアン、添加物避けるなど)を伝えてあったので、私にはハーブボールになったのだと思います。
私の10日間滞在中に、トリートメントに使える時間は9日間だったので、1日2トリートメントなので合計20トリートメントを9日間に凝縮しました。10時~と16時~毎日トリートメントがあり、私が滞在中にご一緒した方々は、すべて1日2トリートメントでした。男性もカップルまたは、インド人は男性同士で来ていました。若い人はめったにみかけず、家族連れで来た10代の女性一人しか見かけなかったほどです。
10:00~ 16:00~
1日目 Abhyangam(オイルトリートメント、顔と身体) Elakkizhi(オイルに浸けたハーブボールでマッサージ)
2日目 Elakkishi/Nasyam(鼻・気管支の浄化) Njavarakkizhi(ミルクに浸けたお米のハーブボールでマッサージ)
3日目 同上 同上
4日目 Netratarpanam(眼精疲労を取る目のケア) Dhara(額にず~っとオイルを垂らす)
5日目 同上 同上
6日目 Njavarakkizhi(ミルク浸けのお米ボール) Elakkizhi(オイル浸けのハーブボール)
7日目 同上 同上
8日目 同上 同上
9日目 同上 同上+Netradhara(ハーブウォーターによる目の洗浄)
こんなにマッサージを毎日してもらっても、ツボを押したり、圧力を強くかけることはなく、ほとんど、流す、流すという感じのマッサージであり、ストロークなので、ぐったりとすることもありませんでした。指圧系や普通のスウェーデン式マッサージに慣れている方には物足りないかもしれません。身体はよりふにゃふにゃになり、関節の柔軟性も上がると思いました。私の場合、目の周りのアレルギーを解消したいという目的は解消されませんでした。
私の場合、若返り、美容、アレルギー改善を目的にしていましたが、効果は?わかりません。リラックスしてきたことだけは確かです。毎日、ヘルシーで美味しい3食と2トリートメントでリラックスしない人はいないでしょう。またやしの木の森の中にあり、色々な鳥や蝶が沢山居ました。この自然環境の中でも癒されます。私は普段から自然環境に恵まれた生活をしているので、あまり変化はないのですが、パリから来た人は最初の2日間とその後は別人のように明るく、癒された人になっていました。普段のストレスが相当なそうで・・・。
私の眼精疲労についてですが、目の周りに小麦粉みたいなモノで土手のようなものを作って、ギーを流し入れて、しばらくずっと流し入れているもので、ギーのプールに目玉を浸し続けるのですが、気分は悪いものの、その後は、目が軽くなるのは確かです。そして、その後で、外の日差しには気をつけて!とドクターに言われます。そういえば、滞在中2回しかやってないけど、以前のような眼精疲労には見舞われていません。目が痛い!みたいな疲労までは行きません。インド旅行中は一度もPCに向かうこともなく、誰にもメールさえ打つことなかったからもあります。ケララ地方の緑には目も癒されます。
なので、ここに来る人々は、現実から離れて、ゆったりとヘルシーに自分をリラックスさせるという目的で利用されるといいと思います。ここのオーナーでもあるギタさんは、何かを治療する目的であれば、30日間位が必要でしょう。と言われました。
来年も再来年も10日間来てね!みたいに、皆さんに「来年会いましょう!」と言われましたが、遠すぎる・・・。
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