Happy Charming Life 徒然ブログ 2005~

yaplog 終了により、goo blogお引越し。2005年からの備忘録として大切にしていきたいです。

デリーでの交通手段タクシーチャーター

2010-09-05 22:23:21 | インド
混沌とした、危険が一杯の車間距離がないにも等しいデリーのトラフィックですが、日曜日以外は移動に信じられないほどの時間がかかります。交通渋滞のある東京の比ではありませんから、距離が~キロだから、地図でみるとこの位だから、という予想は、初めてインドを訪れる人には無理。。。この写真は、まだ空いている方の道路状況です。車の間を4人乗りのバイクが通ったり、オートリキシャーが無理やり入ってきたり、ここで運転するなんて、神経がおかしくなりそうです。ちなみに、女性のドライバーは日本人一人しか見かけませんでした。つまり、女性は運転していないです。インドで女性ドライバーを見かけたのは、デリーで一人だけでした。

デリー中心街のコンノートプレイス付近に滞在する場合は、色々な交通手段が選択できるでしょう。意外とお薦めなのが、地下鉄だということ。地下鉄は地上の世界が嘘のように、綺麗で清潔なんだそうです。バスはとても綺麗なバスも見かけますが、だいたいが、すっごい詰め込みバスで、エアコンがないバス。オートリキシャーは現地の人でも、利用したくないという人もいるので、交渉が面倒だと思う人は、エアコンもないし、パスしたほうがいいでしょう。

リキシャーは、ケララでは~までは往復100ルピーだよ、と定額でした。私は、言われたままを渡しましたが、ケララでは定額みたいで、ぼったりされなかったです。デリーでは色々な人がいるので、注意が必要です。

私は中心街から離れたサウスデリーの一角にあるホテルにしたので、毎日、タクシーをチャーターしました。だいたい8時間でガソリン代、運転手さん代含めて、現地価格で1500ルビー(3000円)でした。というのも連れでもある友達のお陰なので、元々、いつも頻繁にお願いしているそうなので、信頼できる、乗ってて安心、クラクションを鳴らさない、というインドでは珍しいドライバーさんばかりでした。1500ルピーというのは、現地人の相場だと思われます。英語ができるドライバーだともっと割高です。しかし、ヒンディのできない日本人にとっては言葉でのコミュニケーションは命なので、英語だから割高というのは、ケチっては自分が痛い目に遭うと思ったほうがいいです。ヒンズー語は予測しても理解できないものですから。

友達の家ある、デリーから離れた住宅街からドライバーもタクシーもチャーターしました。1日8時間80kmまでが1500ルピーで、距離が伸びたり、時間が延長しても超過料金がかかります。ドライバーが社に戻るまでの時間を見越すみたいですが、そのタクシー会社は、距離はたぶん2~30kmもないと思われますが、1時間で戻れる時もあるし、週末などは3時間かかったとか・・・。これは、同乗していた人が言っていたので、本当です。コンノートプレイスという中心街は、今や、クリケットの元英国領の10月の大々的な試合に向けて、あちこちで道路の工事をしているので、封鎖されていたりします。乗っている方も、忍耐、忍耐なのです。

インドで日本のようなタクシーは見かけることはありません。大きなタクシー会社がないのかもしれませんが、皆さん、普通の乗用車を配車しています。つまり、~タクシーといった車は見かけません。また、普通の市民がタクシー会社を運営している人に、自分が使わない日に貸し出しをしているのが一般的なんだそうです。なので、デリーに着いた初日はホテルからの配車にもかかわらず、カローラクラスのTATA(インドの国産車)で、傷ありの小さな車で、けっこう怖かったのですが、友達の知り合いのドライバーさんになってからは、大きめのワゴンの日になりました。座席は革張りだったし、綺麗で大きめの車だたので、私は快適でしたが、友達は小さめのカローラクラスの車の方が、ぶつけられにくいし、座り心地がいいし、安全だと言ってました。車両間隔のないデリーでは、今もこうやって、無事に日本に帰ってこられた私は、かなり強運だと思います。

私達もしばらく気づかなかったのですが、何日も続けてチャーターしていたので、ドライバーさんは3人変わったのですが、初日に車を持ってきた人が車をホテルのパーキングに入れて、帰りました。宿泊したビサヤのマネージャーにはゲスト用に1台レンタカーをするので、パーキングを用意して欲しいと伝えてありました。パーキング代は取られなかったです。無料でした。ドライバーさんたちは気を使ってくれたようで、デリーの対岸でもある新興住宅街の町から地下鉄とバスを乗り継いで、たぶん片道1時間以上かけて、ホテルまで約束の時間に来てくれていました。私達をホテルに送り届けると、ドライバーはパーキングに車を置いて、自分はそこからまた、バスと電車と時には徒歩やリキシャーを使って、帰っていきました。お陰様で、1日をのぞいては、超過料金も発生することもなかったです。

この気遣いは、交通渋滞のひどいコンノートプレイスを抜けるために、時間が読めないことを心配してくれたからだと思います。どのドライバーも物静かで、その上、クラクションはめったに鳴らさない、というか一度も鳴らさなかったです。運転もジェントルでインドにしては、厳しい雇用主や顧客に訓練されているな~、と感心しました。さすが、友達の家族がごひいきにしているドライバーさん達であると思いました。私達がどこかで観光や買い物をしている時は、エアコンはもちろん切ってますから、ドライバーさん達はどこかで時間をつぶしていますが、車からそんな遠くに離れることはないので、暑さの中、とても忍耐強く、待っててくれていて、申し訳ない気持ちでした。だいたいパーキングで、他のドライバー達と交流しているようです。いつも外で待っててくれることになるので、暑い日は申し訳ないと思います。ドライバーさんは、一応、きちんとした襟のついたシャツを着ていたりしますので、けっこう服装もきちんとしているので、暑いだろうに・・・と。。。

だいたい9時半とか10時~夕方までチャーターをしましたが、昼食代を100ルピー渡します。そして最後に「今日はありがとう。」と言って、100ルピーチップを渡しました。100ルピーでファーストフードや、庶民的なランチは取れるので、友達は100ルピー渡してました。200円ほどです。マクドナルドに入ってみたら、確か、~コンボというハンバーガー、フレンチフライ、コーラのセットで95ルピーでした。

インド滞在の最後の日の日曜日は、事情があり一人行動をすることになりました。その日は英語が話せるドライバーだったので、それはラッキーでした。彼は時間通りに9時に私をホテルでピックアップしてくれて、トランクも乗せて、寺院に行ったり、買い物をしたりしましたが、携帯電話で「今、寺院の前に出てきましたので、ピックアップお願いします。」と電話しました。
すぐに迎えに来てくれたのですが、絵葉書売りのおじさんが私から離れなかったので、ドライバーはすぐにそのおじさんを払ってくれました。ということで、ドライバーさんは、一人二役をこなしてくれる場合が多いです。助かります。

買い物の後もトランクを一度、車から降ろして、詰め込み直しを試みた私のために、トランクのジッパーが閉めづらくHelp me!と、やってもらったり・・・助かりました。駐車場のインド人のおじさんも、車のスペースに炎天下の中、トランクを開けてる怪しい私のために、他の車が来ないように、見張ってるから、と笑顔で見張っていてくれました。皆さん、親切。

ケララのカイラリでは、リゾートのタクシーが1台ありました。パラカットという街までフロントに言うと、すぐにシバ神と同じ名前のシバ君が現れて、トヨタのセダン(インドでは超高級な大きなセダン)で送迎してくれます。確か、街まで片道30分くらいですが、往復で1500ルピーというカイラリのルールがあります。もっと高かったような気もします。私は払ってなくて、一緒に同行してくれたドイツ人が払ってくれたので、忘れました。つまり、割高です。

シバは買い物に付き合って、あれこれとお世話をしてくれたので、100ルピーのチップを最後に渡しました。二手に分かれて、パラカットで買い物をしたのですが、外国人にはどこに何があるのか?まったく訳がわからないほどの田舎の町です。ドイツ人カップルはヨガの先生(グル)が引率?して、本とCDを探しに、私は、シバに案内されて、パンジャビスーツのお店へ行きました。

インド人商魂はたくまし過ぎて、こちらがNO!と言っても、後にはひかない人ばかりなので、似合ってもいない服を薦められることも多く、その度にシバが「NO!似合ってない。」とお店の人に言ってくれるのでした。なので、買い物が彼のお陰でしやすかったのです。ドライバーさんというより、ガイドさんのようでしたが、マージンやコミッションはもちろん受け取っていませんでした。パラカットでも有名な洋服の店でしたが、定価表示のお店だったので、インドにありがちな、案内したインド人は手数料をお店からもらえるシステムではなかったと思いました。

一人でデリーで車に乗った日は、ランチをどうしようか?と思っていて、ドライバーさんと一緒にマックでも行ってみるのも楽しいかも?と思っていました。または、中心街のホテルのランチでもごちそうしちゃうよ~、と。英語が通じる人だったので、かえって一緒がいいかもしれないって思ったのですが、そこは、ドライバーさんは謙虚、謙虚なのです。そのドライバーを紹介してくれた友達にも「一緒にランチしちゃおうかな~」と打診していたところ、「一緒に食べる必要はない。彼には別に食べてもらって、一緒にランチに出掛ける必要は全くないから。」と言われていましたが、ある種のすみ分け、線引きがインド社会にはされているようです。日本人にしたら、一緒に食べたら、楽しいかも?位の気軽さなんですが・・・。


インドではいいドライバーさん、安全なタクシーに乗ることが、とっても重要です。なんたって、命かかってますから。命























最新の画像もっと見る

コメントを投稿